――お互いの印象は「不思議可愛い人」、「芯の強そうな女性」。
編集担当:「この話が決まった時、どんな気持ちだった?」
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沙絢:
面白そう!と思ってすぐに、不安のほうが大きくなったのを覚えてます。作詞も経験がなかったので…。でもやってみたいって気持ちが強かったし、こんな機会はもう二度とないと思ったので、楽しんでやってみようと思いました。
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詩音:
私はとにかく嬉しかったです!野いちごで『コイウタ』という作品を書かせて頂いて、自分の実体験を包み隠さず告白したことで、自分のことは全部書ききった気分でしたから、次は自分の物語ではなく、野いちごの作家さんの作品に私が主題歌として、歌を付けてみたいなーと思っていたんです。だから、本当に嬉しかった。

編:「お互いの初対面の印象は?」
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詩:
一言で言うと、「不思議可愛い☆」ですね(笑)。最初はどんな人なんだろうってすごく会うのドキドキしてたんですよ!でも、いざ会ってみるとすごく可愛らしくて、だけどどこか独特なオーラがある方だなって思いました!歳も近いということで、打ち合わせしてる時に勝手に親近感湧きました(笑)。
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沙:
私は詩音さんと会って、自分を持ってる、芯の強そうな女性だなと。雰囲気やしゃべり方ですぐにそう思ったんですけど、ガチガチに緊張してた沙絢の説明を、メモを取りながら真剣に聞いてくれてたのがすごく印象的で。作品の雰囲気やキャラの心情を理解しようとしてくださってるのが伝わりました。あと、笑顔と声がすっごく可愛くて!お別れしたあと、可愛い可愛いと連発してました(*ノノ)

――強くて切ない沙絢さんの歌詞を、詩音さんが余すところなく表現
編:「詩音さんは実際に上がった歌詞に対して、また、沙絢さんは実際に上がった楽曲に対して、それぞれどんな印象を持った?」
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詩:
強いと切ない、どちらの気持ちもある素直な歌詞だと思いました。歌詞を見た時、なんか切なくなったんだけど、その中にある前向きな気持ちが素敵だなと思いました。
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沙:
最初に音源が上がった時にも要望以上の曲を作ってくださってすごく感動したのに、詩音さんの歌声がとにかく綺麗で…!美月の性格や想いを詩音さんが余すところなく表現してくださって。それでもう、いろんな場面が一気に浮かんで、早く書きたい!って強く思ったくらい。心を込めて歌ってくださったんだなって、鳥肌立つほど感動しました。

編:「沙絢さんは小説を書いている時に、詩音さんは歌う時に、それぞれ心がけたことは?」
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沙:
いつも通り自分らしく、が、一番にあったかと思います。作品のテーマと内容、キャラ1人ひとりがブレないように、情景もできるだけわかりやすいように書こうと心がけてました。
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詩:
沙絢さんと打ち合わせした時に、大まかなストーリーは聞いていたので、主人公の美月の気持ちになって歌いました。今までの自分の楽曲は、私自身のことを歌っていたのがほとんどだったので、『世界を敵にまわしても』は、いい意味で、自分ではなく物語の主人公の美月になりきろうと思いました。

編:「自分はどのキャラクターに近い?」
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沙:
えっと…自分の性格だったり考え方だったり、一部をキャラに与えるようにしてるので、すごく難しいんですが…!たぶん、椿かな?考え方は一番近いと思います。でも沙絢はヘタレなので、微妙なところです(苦笑)。
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詩:
私は最初は美月かなーって思ってたんですが、意外と朝霧先生でした(笑)。私は美月みたいに強くはないかなって(笑)。素直じゃなかったり、だけどそれを自分でわかっているのに、もどかしい気持ちの中で必死にもがいてたり…。だから、先生の気持ちはすごく見ててわかるんです。

――今恋をしている人にも、悩みを抱えているあなたにも。
編:「詩音さんはこの歌を、沙絢さんはこの小説を、どんな方に届けたい?」
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詩:
今恋をしてる人も、今恋をあきらめそうになっている人も、どんな人にでもこの歌は共感して頂けると思うので、たくさんの人に聴いてもらいたいです。特に今、素直になりたくてもなれない人にオススメします!
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沙:
うまくいかない何かを持ってる方に読んで欲しい。恋愛とか夢とか、家族.友人関係。うまくいってても、途中でほつれてしまうことって多いと思うんです。それらに悩んでたり、あきらめようとしてる人達に、少しでも前向きな気持ちを持っていただけたらなと思います。

編:「年齢も近いということで、お互いにエールを!」
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詩:
私も読者の皆さんと同じで、沙絢さんの作品に力をもらっている一人です! 形は違うけれど、人に何かを伝える…届ける立場として、お互い頑張りましょう! 毎週金曜日の更新、私も楽しみにしてます☆
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沙:
コラボさせていただいてから詩音さんの音楽に対する姿勢や熱意に触れることができて、たくさんの感動と勇気をもらいました。詩音さんだからこそできる、大切な想い込めた歌を、これからもたくさんの人の心に伝えて、響かせてください。ますますのご活躍を楽しみに、応援してます! 着うたフルもダウンロードしますね!!
紗絢×宮脇詩音のコラボで生まれた
主題歌「世界を敵にまわしても
着うた(R)、着うたフル(R)レコチョク限定で絶賛配信中!![http://recochoku.com/shionmiyawaki/sekaiwotekini_gr/]
世界を敵にまわしても」を読む!
いよいよ感動の完結!

プロフィール
沙絢
第4回日本ケータイ小説大賞にて君を、何度でも愛そう。が優秀賞を受賞した、宮城県在住、イラストも描く、20代のケータイ小説作家。
ブログ「hide and seek...

沙絢さん直筆!
美月と朝霧先生の2ショットイラストはこちら


宮脇詩音
1990年生まれ。長崎県出身。実体験の恋愛小説コイウタを野いちごで執筆した経験を持つavexアーティスト。この小説で告白したエピソードをもとに全曲の作詞を手掛けたミニアルバム「LOVE SONGS -コイウタ-」を昨年秋にリリースして話題となる。甘くエモーショナルな歌声が印象的な、これからの活躍が期待される次世代シンガーの一人。
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