私の人生を狂わせた人物がいた。 「よう」 再びそいつが目に前に現れた。 （どうして） 最も会いたくなかった人。 そして…… 「君はいい子だよ」 私のことをずっと見守ってくれる人。 「あの子の前から消えてくれ」 「そういうあんたも結局見た目じゃねえか」 交錯する想い。 ★　★　★　★　★ 身長は人並み、体重九十キロオーバー。 そんなおデブ女子、優奈（ゆうな）が、高校一年生になって最悪の再会をし、止まっていた歯車が動き出す。 男性不信の優奈はダイエットを決意するが……。 太っていても恋はする！ そんな女の子のダイエットと恋愛の物語。 ★　★　★　★　★ 「好きな人に告白するために痩せて可愛くなりたい」

あの日の約束、君は覚えてるかな

すべてのものを手に入れられると思っていたあのころ。 ぼくは大切な人と大切な約束をした。 「絶対に忘れない」

許されない禁断の恋。 それでも構わない。 私はあなたのことが…

一人の青年が旅を通じて得る物は

※完結致しました。 章タイトルは全てアイと読みます。 ()内は意味です。 それ故に、タイトルがアイ・哀しみのルーツなのです。 哀と愛とＩ。 つまり、全員の自分探しがテーマだったからです。 清水波瑠。 佐々木綾。 二人の少女、それぞれのラブストーリー。 ††どんなに辛くても悲しくても前に向かって歩いていくよ。貴女(貴方)との約束だから……†† 少年は少年院の中で、少女は教会の祭壇で離ればなれの恋人に誓う。 そして今、母親を殺害してしまった少年の苦悩が始まる。 ※平家の落人伝説の島で育った少年と波瑠は、将来を誓い合った十五歳同士。 姉の高校入学のために引っ越した波瑠の元にやって来た少年はそのまま行方不明になってしまう。 それを知らない波瑠は、佐々木綾の心配ばかりしていた。 少年は殺人の罪を着せられ、少年院の中での生活を余儀なくされていた。 十六歳未満の犯罪者は、少年刑務所ではなく此処に入る場合もあるらしい。 彼等は少年院収容受刑者と言われている。 3/10追記 新章《藹(おだやか)・波瑠》を追加致しました。 これで本当の完結です。 よろしければお立ち寄りくださいませ。