わたしは人魚 月のきれいな晩 きらきら輝く夜の海で 地曳き網に捕らわれて 死を覚悟したそのとき―― 「間抜けな人魚もいたもんだな」 「助けてくれるの……？」 「もう捕まるなよ。じゃあな」 運命の出会いをしたのです それは、生まれて初めての恋でした 「もう一度、あの人に会いたい……」

デュラは小国フラテスで、10歳の姫、グランティーヌの専属近衛をしていた。 勝手に隣国の問題児との婚約を決めた国王との親子喧嘩により、グランティーヌは家出を決意。 駆け落ちだと張り切るグランティーヌは、せっかくだから直接婚約破棄を突き付けに行こうと言い出す。 振り回される専属近衛と、そんなデュラにベタ惚れのグランティーヌ。 身分差＆年の差カップル、誕生！？

～Story～ 主人公の桐嶋　百合（きりしま　ゆり）の 祖先は人魚。人魚の血が薄くなっていますが、塩水を足に浴びるとたちまち人魚の姿に変わってしまいます。 そんな人魚の血を引く者が人間になる方法には条件がふたつ。 *恋をした相手と必ず両想いになること。 *つきあって１ヶ月以内に心のこもった口づけをすること。 もし、それが守れなければ、泡となって消えてしまいます。 人魚の血を引く高校１年生の百合はかわいい容姿のせいで男子からいじめられました。 そういうこともあって現在は男性恐怖症。 困ったことに恋愛ができません。 そんな百合は全寮制の飛鳥高校に無事入学。 出席番号３３番の百合は入学早々、たくさんの男子に告白されます。 怯える百合を助けてくれたのは出席番号３２番の美少女。 百合と同室の華原　綺羅(かはら きら)。 次第に優しい綺羅に心を開く百合は彼女を特別視するようになる。 これって禁断の恋！？ だけど綺羅には秘密があってーー。 アクアマリンシリーズ再公開です。

ノンフィクションとなっておりますが、自分がそうなって欲しかったような、作品にしています。 思わず恋をしたくなる、すきな人に会いたくなる、こんな気持ちになって欲しいです。 突如として訪れる、恋愛に幸あれ。

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