半睡状態の、薄い意識の中。 せめてもの気晴らしにと、 つけっ放しのテレビ。 そこに映し出されていたのは、 不可思議な商品の通販番組だった。 *** 貴方には後悔、ございませんか？ あの時、ああしていれば。 せめて、こうできていれば。 ……そうしたら、 今がきっともっと素晴らしかったのに。 そんな貴方にお勧めしますはこの商品 【やりなおし枕】でございます！ この枕をお使いになれば、 貴方のその後悔、 取り返しがつくかもしれませんよ。 *** 思わず呟く。 「……あれ、欲しいな……」 もしも戻れるのなら、あの日に ※BLです。 切なくなくもないかもしれない予定でしたが 切なくなくもなくもなさそうです。 怪しい商品シリーズ(略/仮)5弾です。 シリーズですが続いたりはしてません。 Culan様 レビューありがとうございました！

オレの性が目覚めた、あの夏の日…… 朝からモヤモヤ、ムラムラ…… そんな年頃だからしょうがないって。 そう言われても、ね。 オレを捉えて離さない、二人の異性。 今のイチオシは…… 先生だった。

砂嵐から突然切り替わった、 明け方のテレビショッピング 『そこの貴方、 デレが不足していませんか？ そんな貴方にお勧めなのがこの商品。 塗るだけで素直になれるリップクリーム その名も【デレリップ】です！』 何、その商品名。 酷すぎないか。 でも…… 「……買ってみるか」 せめてツンデレになりたい。 ※BLです デレてみたい主人公の話です 怪しい商品シリーズ(仮)3弾です シリーズですが続いたりはしてません。

「好きです！」 「わかった。 それじゃあ仰向けに寝転がって腹を出せ」 「なんで？！」 ※BLです