気づかなかった。

太陽の気持ちなんて。


「ごめん…私…」


「はあ。気づかなかったとかないわー。俺、何年
好きだったと思ってんだ」

太陽は、私にいろいろいじわる言ってきたし、偉そうだったし。

おまけに、太陽はモテモテだから、私なんかのこと
眼中にないと思ってた。