ぎゃわー、いっぱいいるー。




扉が開いて目に飛び込んで来た光景――……


そこには、沢山の不良達がタバコをふかしてる様子だった。



未成年者の喫煙は法律で禁じられてまっせー。




不良に慣れていないあたしにとっては恐ろしい情景だ。


しかも、扉の開く音に反応してか全員こちらを見ている。




あたしは一瞬にして真っ青になる。






「あ……阿久津くん……帰ろー……あっ‼」



繋がれている手を引いて、帰ろうと促す前に……アクマは不良達に向かって歩き始めてしまった‼