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―――――
その日以来、毎日のようにきていた恭一からの連絡はパタリと止んだ。
二週間ほど経ったけれど、バイト先にも金髪と原チャは現れていない。
あたしから電話をしても恭一は出ないし、何度メールをしても返信はなかった。
さみしいというより、不安だった。
どうせアイツのことだから、そのうちまたヘラヘラ笑いながらひょっこり現れるに決まってる。
そう思うのに…
『さよなら』
あの最後の唇の動きが忘れられない。
まさか本当に、もう二度と会わないつもりなの?
そんなはずない。
だってあたしたちは、半分だけど血のつながった兄妹なんでしょ?
でもこのままずっと恭一と連絡が取れないなら…
探せばいい。
この辺に住んでて大学生でバンドやってて金髪で底抜けに明るい。
そんな奴ならきっとすぐに見つけられる。
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その日以来、毎日のようにきていた恭一からの連絡はパタリと止んだ。
二週間ほど経ったけれど、バイト先にも金髪と原チャは現れていない。
あたしから電話をしても恭一は出ないし、何度メールをしても返信はなかった。
さみしいというより、不安だった。
どうせアイツのことだから、そのうちまたヘラヘラ笑いながらひょっこり現れるに決まってる。
そう思うのに…
『さよなら』
あの最後の唇の動きが忘れられない。
まさか本当に、もう二度と会わないつもりなの?
そんなはずない。
だってあたしたちは、半分だけど血のつながった兄妹なんでしょ?
でもこのままずっと恭一と連絡が取れないなら…
探せばいい。
この辺に住んでて大学生でバンドやってて金髪で底抜けに明るい。
そんな奴ならきっとすぐに見つけられる。