うちの学校が共学になって、早一ヵ月。




あたしに群がっていた後輩たちは、面白いぐらいに去っていった。




だけどその代わりに…。










「美~夜ちゃん。お昼一緒に食お」




昼休みになると、あたしの席まで直行してくる男が約1名。




「パス。あたし心愛と約束してるから」




「心愛ちゃんなら、となりのクラスに行ったよ」




なに!?




「はい、これ。心愛ちゃんから預かってる」




渡されたのは、ノートの切れ端メモ。