ある日の朝



「うっ、なんか体が……」



異常な寒気と体の節々の痛みに

私は目を覚ました



「……って、38.9!?」



熱をはかってみたら

まさかの高熱で

でも



「いっ、行かなきゃ…」



だって今日は

玲くんとのデートだもん

ここは無理をしてでも行きたい


けど



「あんた馬鹿じゃないの!?

さっさと布団に入りなさい!!」



出かける支度をしていたら

親に怒られて

布団に逆戻りせざるをえなくなった私……