恋愛(ピュア)
夜乃なか/著

- 作品番号
- 1468409
- 最終更新
- 2018/06/04
- 総文字数
- 41,669
- ページ数
- 132ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 3,546
- いいね数
- 0
「菜乃花は笑顔が誰よりも似合っているよ。だから、笑って。」
私が泣きべそをかいたとき、お兄ちゃんは決まってこう言っていた。
そしてお兄ちゃんは、私の頭を撫でながら「菜乃花の笑顔は1番の宝物だから。」なんて言ってくれたっけな。
幼かった私は、そのころにはもうすっかり涙が引っ込み、お兄ちゃんと手を繋いで仲良く帰った。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゜
あの日から私は、いつも笑うようになっていた。
嬉しいときはもちろん、悲しいときも、苦しいときも。
でも、そんなある日に君と出会う。
「あんた、苦しそうに笑ってる」
君がひとこと言うたび、私の胸にその言葉が突き刺さる。
君は、私の心を見透かしていたんだね。
けれども、そんな君にも秘められた悲しみがあるように見えて。
いつも「笑顔」なリトル天然ガール
相川 菜乃花(あいかわ なのか)
×
間宮 凛 (まみや りん )
何もかも完璧なクール男子
*・゜゜・*:.。..。.:*・*・゜゜・*:.。..。.:*・
Since*11.09〜
私が泣きべそをかいたとき、お兄ちゃんは決まってこう言っていた。
そしてお兄ちゃんは、私の頭を撫でながら「菜乃花の笑顔は1番の宝物だから。」なんて言ってくれたっけな。
幼かった私は、そのころにはもうすっかり涙が引っ込み、お兄ちゃんと手を繋いで仲良く帰った。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゜
あの日から私は、いつも笑うようになっていた。
嬉しいときはもちろん、悲しいときも、苦しいときも。
でも、そんなある日に君と出会う。
「あんた、苦しそうに笑ってる」
君がひとこと言うたび、私の胸にその言葉が突き刺さる。
君は、私の心を見透かしていたんだね。
けれども、そんな君にも秘められた悲しみがあるように見えて。
いつも「笑顔」なリトル天然ガール
相川 菜乃花(あいかわ なのか)
×
間宮 凛 (まみや りん )
何もかも完璧なクール男子
*・゜゜・*:.。..。.:*・*・゜゜・*:.。..。.:*・
Since*11.09〜