オタクな私にリア充の兄が出来た件wwww
恋愛(ラブコメ)
完
0
名倉リツ/著
- 作品番号
- 1239047
- 最終更新
- 2016/04/03
- 総文字数
- 99,836
- ページ数
- 114ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 135,469
- いいね数
- 0
「えー、今日から俺がお前の兄らしい。何か文句あるかこの、クソオタク」
「文句ありまくりだ。チャラ眼鏡」
母親の再婚で義理の兄となったのは、なんと一つ年上の文化委員長。
学園では王子様として、騒がれている彼だったが本性はーー
「おい、クソオタク。お茶を持ってこい。三秒ルールだからな」
暴君ワガママ王子だった。
「へーへー。何で私がこんなことしなくちゃいけないんだか」
「お前の秘密バラすぞ」
「あー!お茶汲み楽しい!さいっこー!ふー!」
でも、秘密を握られているから、逆らえない!
「俺がお前の兄だって誰かにバラすなよ。挽き肉にしてやるからな」
「誰がバラすか。アンタがお兄ちゃんだなんて恥ずかしくて言えないわ」
「何か言ったか?」
「な、なんでもありませーん……」
暴言を吐かれ、
「お前って本当にクソオタクだよな。ゲーム画面の男に恋して何が楽しいの?」
「アンタと同じ空気を吸う一万倍楽しい」
「よし、死んでこい」
趣味をディスられ、
「お前は友達もいないからな。どうだ、俺が通信プレイしてやる」
「いや、通信プレイ位ネットで友達呼べるけど」
「何だコラ、やんねーのか」
「はい、やります。ごめんなさい」
でもちょっぴり優しい。
そんな不思議な兄妹物語、今始まる。
「文句ありまくりだ。チャラ眼鏡」
母親の再婚で義理の兄となったのは、なんと一つ年上の文化委員長。
学園では王子様として、騒がれている彼だったが本性はーー
「おい、クソオタク。お茶を持ってこい。三秒ルールだからな」
暴君ワガママ王子だった。
「へーへー。何で私がこんなことしなくちゃいけないんだか」
「お前の秘密バラすぞ」
「あー!お茶汲み楽しい!さいっこー!ふー!」
でも、秘密を握られているから、逆らえない!
「俺がお前の兄だって誰かにバラすなよ。挽き肉にしてやるからな」
「誰がバラすか。アンタがお兄ちゃんだなんて恥ずかしくて言えないわ」
「何か言ったか?」
「な、なんでもありませーん……」
暴言を吐かれ、
「お前って本当にクソオタクだよな。ゲーム画面の男に恋して何が楽しいの?」
「アンタと同じ空気を吸う一万倍楽しい」
「よし、死んでこい」
趣味をディスられ、
「お前は友達もいないからな。どうだ、俺が通信プレイしてやる」
「いや、通信プレイ位ネットで友達呼べるけど」
「何だコラ、やんねーのか」
「はい、やります。ごめんなさい」
でもちょっぴり優しい。
そんな不思議な兄妹物語、今始まる。
この作品の感想ノート
感想ありがとうございます!!
初めての感想に戸惑っているが故に、まともな返答が出来ないのですがとても喜んでおります。
何もかもを忘れさせられる程の麻薬的な効果があったとは、私自身知りませんでした。
テスト勉強を忘れるために書いたので、もしかしたら、念がこもっていたのかもしれません。
こちらこそ、閲覧いただきありがとうございました。
名倉リツさん
2015/10/11 21:13
はじめまして。
ルルとケントのやりとりが個人的に大好きです。
ケントのさりげないと言うかぶっきらぼうな優しさに惚れます笑
ほんとに面白かったです。
どのくらい面白いのかって言うと、
友達に連絡するのも忘れるくらい。
彼氏と電話するのも忘れるくらい。
テスト期間に勉強するのも忘れるぐらい。
面白いです。最高でした。
こんなにいい作品をありがとうございました。
成瀬アリスさん
2015/10/09 23:29
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