氷点下できみを焦がしたい
恋愛(学園)
完
121
氷室愛結/著
- 作品番号
- 1579790
- 最終更新
- 2021/01/15
- 総文字数
- 90,347
- ページ数
- 246ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 2,459,749
- いいね数
- 121
- ランクイン履歴
総合9位(2020/08/09)
恋愛9位(2020/08/09)
恋愛(学園)47位(2024/07/17)
- ランクイン履歴
総合9位(2020/08/09)
恋愛9位(2020/08/09)
恋愛(学園)47位(2024/07/17)
優しくて、優等生で、キラキラしてる
そんな王子様だと思っていた彼は
「どいつもこいつも簡単に好きになるなよ。
面倒くせえ…」
本当は、冷たい氷点下の王様でした。
・
♡
・
「諦めろ、面倒だから。
俺はお前なんか好きにならない」
佐藤 永遠
外面は学校の王子様で生徒会長
本当は氷点下の冷酷王子
×
「私は、いつもの永遠くんが好きだよ」
笹木 羽瑠
王子に憧れていた普通の女の子
・
♡
・
「羽瑠がいないと生きていけない」
──完璧じゃなくても、弱くてもいい
本当のきみを、まるごと愛したいの。
【氷点下できみを焦がしたい】
そんな王子様だと思っていた彼は
「どいつもこいつも簡単に好きになるなよ。
面倒くせえ…」
本当は、冷たい氷点下の王様でした。
・
♡
・
「諦めろ、面倒だから。
俺はお前なんか好きにならない」
佐藤 永遠
外面は学校の王子様で生徒会長
本当は氷点下の冷酷王子
×
「私は、いつもの永遠くんが好きだよ」
笹木 羽瑠
王子に憧れていた普通の女の子
・
♡
・
「羽瑠がいないと生きていけない」
──完璧じゃなくても、弱くてもいい
本当のきみを、まるごと愛したいの。
【氷点下できみを焦がしたい】
- あらすじ
- 高校生の羽瑠は、生徒会長で完璧な王子様の永遠くんに片想い中。遠くから見つめるだけで十分だと思っていたけど、ある日、永遠くんの裏の顔を見てしまう。キラキラの優しい王子様は、冷酷で毒舌なブラック王子だった!
ひょんなことから生徒会の手伝いをすることになった羽瑠は、永遠や副会長のプレイボーイ・真緒と仲良くなり、本当の永遠のことを好きになっていくけれど、永遠には大切な人がいるみたいで──…?
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この作品のレビュー
2020/09/04 22:39
投稿者:
夢雨
さん
氷点下の真ん中に、ぬくもり
ミルクティー色のふわふわの髪、笑うと細くなる長いまつげの瞳、成績はトップで、おまけに生徒会長。 見た目も中身も文句なしの“学校の王子様”に、片想いをしている。 そんな彼の“本性”を知ったとき、恐ろしくて、失望して――そして、本当の恋が始まった。 『俺に理想ばっかり押し付けて』 冷たい声としゃべり方でそう言った彼を、最初に見つけたのが彼女でよかった。 決して激しい熱じゃない、臆病な温度で氷をゆっくり溶かしていく女の子でよかった。 ドラマチックな奇跡も、ありえないファンタジーも、鈍感すぎるヒロインも存在しない、等身大の恋のお話。 重なったいくつかの偶然と、誰かが誰かを想う気持ちと、ほんの少しの勇気が混ざって溶けた氷、その水たまりの真ん中で、最後はきっとやさしい気持ちを見つけられるはずです。 登場人物みんなまるごと抱きしめたくなるような、愛くるしいお話をありがとうございました。