- 作品番号
- 1179797
- 最終更新
- 2021/03/18
- 原題
- 可視光の夏-特攻隊と過ごした日々-
- 総文字数
- 107,803
- ページ数
- 220ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 17,662,951
- いいね数
- 10,193
- ランクイン履歴
総合40位(2015/08/17)
恋愛31位(2015/08/17)
それでも私は走った
声のかぎりに叫んだ
そして祈った
私の大切な人を見殺しにする
残酷な神様
せめて最後くらいは
私の願いを叶えてよ――
*
2016年7月スターツ出版文庫
原題
『可視光の夏-特攻隊と過ごした日々-』
- あらすじ
- うだるように暑い夏の日、
母親と喧嘩して家出した翌朝、
目を覚ますと、そこは
1945年、戦争の真っ只中だった。
そこで私が出会ったのは、
特攻隊員の彰。
穏やかで、あたたかくて、
何度も何度も私を助けてくれた、
強くて優しい人。
でも、好きになってはいけない。
好きになっても報われない。
だって、彰はもうすぐ南の空へ
『死にに往く』んだから……
この作品のレビュー
なんとも言えない気持ちで胸がいっぱいになる作品でした。みんなに読んでほしい作品です。人を愛することの幸せ、愛してもらえる事の幸せ、好きなことを学べる幸せ、わがままを言える幸せ、安心して眠れる幸せ、ご飯をお腹いっぱいに食べれる幸せ、いろんな日常に転がってる幸せを改めて実感できた作品です。今ある当たり前だと思っていた生活が全く当たり前ではない事。この先もこの気持ちを大切にしていきたいと思える作品でした。
この作品の感想ノート
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら、めっちゃ泣けました!
汐見夏衛さんの作品で、「海に願いを風に祈りをそして君に誓いを」が一番好きです!
彰くんと百合ちゃんの叶わない、叶っても一生はいられないという切なすぎる恋に泣けました!
彰くんが最後百合ちゃんに百合の花を投げたところが一番泣けました…!
百合ちゃんはなんでタイムスリップできたんでしょうか…?
すごく泣けました!
あの夏の光の中で、君と出会えたから、も読みました。おもしろかったです!
長文すみませんでした…!
結論から言います。マスクがつけられなくなるほど泣きました。(本当です)戦争の実態、そして怖さ、何もかも壊して、消してしまう戦争。その戦争の怖さや切なさ(?)がとても伝わりました。神風特別攻撃隊[特攻隊]と戦争の結末を知っている少女。こんなに切ないものはありません。彰たちは、自分たちが特攻することで日本が救われると思っている。でも百合は彰たちが死んでも日本は変わらないと言う事実を知っている。どれだけ叫ぼうと、どれだけ気持ちを伝えても、伝えきれない感情。戦争は二度としてはいけない。でも戦争を100無くすのは不可能。俺はこれから、今いる人達と1秒1秒大切にして行きたいと思います。生きたくても生きられなかった人たちの想いを背負って生きていこうと思います。
コメントを汐見さんに見てもらいたいです!
できれば返信も…💦((殴
ずっとファンでした‼︎‼︎やっと自分のアカを作れて、コメントすることができました!俺は、野いちご、小説(続編含め)、漫画、映画全部見ました!本当に大好きです!汐見さんの小説を見て、俺も小説を書くようになりました!ありがとうございます😊これからも応援してます!!
汐見さんの作品で特に好きな作品
『あの花が咲く丘で君とまた出会えたら』
『君はきっとまだ知らない』
『ないものねだりの君に花束を』
です!これからも、頑張ってください!
本屋で立ち読みするのが好きで、あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。の表紙と名前に惹かれて思わず1時間で読み切りました笑一目惚れならぬ一目推しで、汐見さんの作品を全て制覇しました!!私は「海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを」が一番好きです。
どれも本当に泣けて、すごいなって思っています。私が小説家を目指すようになったのも汐見さんのおかげです!でも私はまだまだ全然で、汐見さんの本を読むたびに「ああ、自分はこんなの書けないな」と思います。でもずっと私の憧れなので!汐見さんの背中を見ながらがんばって執筆します!いつか直接アドバイスいただきたいななんて思いながら笑
汐見さんはとにかくアイデアがすごいですよね。他に似ている作品ではなく「汐見さんの作品」と言う感じがします。主人公も全員いい意味で癖が強い!笑プロットとか参考にさせていただきたいです!
「あの花」が映画化して、すぐに観に行きました。もうとにかく泣きました。彰の手紙が一番泣けます。2人の惹かれ合い方もこれまた他と違う!すごいなって思います。もちろん続編も読みました!少し難しかったけれど感動しました、、汐見さんは人を泣かせるのがうまいですね(?)
汐見さん、いえ師匠!笑
感動作品をたくさん創ってくださり本当に感謝しています。これからも読み続けるし、これからも書き続けます!