あらすじ
高1の絢は、ある日の放課後、親友の誘いで出かけた遊び場で、学校の人気者・陽と出会う。以来急速に親しくなるものの、陽の過去への不信感から絢は恋に踏み切れないでいた。やがてそんな迷いも消え去り、ふたりは付き合うことになるが、幸せな日々も束の間、絢は突然、陽から別れを告げられる。そこには、想像を絶する切ない真実、悲しい運命が隠されていた……。
著者コメント
はじめまして、和泉 絢です。書籍化に伴い加筆修正を行いました。この『空の君へ』では、私の高校時代の体験を通し感じたことや想いを素直に伝えられるように、書かせていただきました。愛というあたたかいもの、命の貴さなど、皆様の心に残るものがあれば光栄です。応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。