あらすじ
都会育ちの優衣は、小学校最後の夏休み、おばあちゃんのいる田舎で祥太という少年と出会い、友情を育む。夏が終わり、優衣は都会に戻るが、家族の悩み、いじめなど、心に傷を抱えて中学時代を過ごす。そしてついに、ある悲劇によって優衣は失声症に。やがて高校生になり祥太と再会し、閉ざされた優衣の心に光が差し始めるが…。
著者コメント
『約束~涙の君を~』を書籍化していただくことができ、とても嬉しいです。応援してくださった読者様、本当に感謝しています。ありがとうございます。どんなに辛いことがあっても未来まで絶望しないで……そんな想いを込めて書きました。優衣と祥太、ふたりの「約束」の行方をぜひ書籍でも読んでいただけたら嬉しいです。