あらすじ

高校3年生の夏休み。幼なじみの志津と陸は、受験勉強のため、毎日学校に通っていた。そんなふたりのもとに、海外留学中のもうひとりの幼なじみ・悠太から、一時帰国を知らせる手紙が届く。久しぶりに3人で過ごす、楽しい時間が戻ってきたと思っていた志津と陸。けれど…悠太から告げられたのは、悲しい真実だった――。幼なじみの強い絆と切ない恋に、涙が止まらない!

著者コメント

はじめまして、柚雪です。『最後の夏-ここに君がいたこと-』が書籍化されることになりました。書籍化されるなんて夢にも思っていなかったので、読んでくださった方、レビューを書いてくださった方に、感謝の気持ちでいっぱいです。書籍化にあたり、より夏らしい描写を増やしました。どこか懐かしい夏の匂いが皆様に届けば嬉しいです。