あらすじ

高2になった果歩は、クールで掴みどころのない早瀬と、図書委員をやることになった。実は、ふたりは同じ中学で、“付き合って”いた関係。でも、それはウワサだけ。ホントは、しゃべったことすらなくて…。図書室で、そんな早瀬と、ふたりきり。ゆるやかに、穏やかに過ぎていく、淡く、甘い放課後。

著者コメント

『放課後図書室』は、“どうせ…”と、繰り返しの毎日や変わらない自分に諦めを感じている人に、是非読んでもらいたい作品です。図書室の空気感や早瀬くんの言葉、果歩の心の動きに、何かを感じてもらえたら幸いです。また、こうして書籍として形に残せたことを心から嬉しく思います。本当にありがとうございました。