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微熱に、キス
/著

総文字数/7,341

恋愛(学園)24ページ

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きみにどきどきしたなんて 絶対におかしい 「…これで俺も、風邪だな」 きっとこの 微熱の所為だ

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★★★★★
2020/05/18 08:59
ネタバレ
千尋に弱い

「虹が好きなのは俺じゃないよ」
小さい頃からずっと一緒にいるのに
きみは何にも分かっていない

近いようで、もどかしくて、この距離感にずっとむずむずしていました。とっても不器用な優しさをもつ千尋がだいすきなんだけど、でもそうじゃないんだよ、虹が好きなのはきみなんだよ、と何度教えたくなったか。千尋のそばにいたくて、ずるくなっちゃう虹が私にはどうしてもかわいくていとおしかったです。反対に千尋には、何度もくそやろうって思いました(笑)というか私からすると千尋のほうがずるかった。だってあんなにかわいい虹ちゃんをきずつけてるくせにものすごくやさしくて、結局こっちまできゅんきゅんさせられる。虹を大切に思ってきてるのが伝わってきて、ああやっぱ千尋かっこいいわ、いいわ、なんて終始振り回されながら読んでました。きっと私は千尋に弱い。

皆さんも千尋と一緒に、虹の弱いとこぜんぶ知っちゃってくださいね。

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★★★★★
2016/12/18 16:28
ネタバレ

何度も辛い思いをして、それを乗り越えてきたふたりが幸せになってくれて、本当によかったです。感動しました;;

とてもとても素敵なこの作品、是非 皆さんご一読を。

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★★★★★
2016/04/07 18:06
ネタバレ
いつだって、きみの声だけが

****


ーー「キミの声、俺にはちゃんと聞こえたよ」

たまらなく切なくて、儚い純愛のお話。
だけどどこか、優しくて温かいお話。

苦しい中で、一生懸命に生きる二人が、
すごく眩しくて、素敵で、何度も涙を
流しました。

二人の言葉に込められた、一つ一つの想い。
じっくり噛みしめながらゆっくりと
読ませていただきました。

"声にならなくても 彼にだけは、
この想いだけは、届いてほしい。"

そんな栞ちゃんの想い、
私にも届いてきました。

本当、もう、まっすぐすぎて
胸に刺さるなあ…(笑)



〝例え世界中の人間が
彼女の声に気付かなくても
俺にはいつだって
彼女の声だけが鮮明だ〟

この言葉には本当に樹生くんの深い
想いが込められていて、何だろうな、
胸がジーンと熱くなりました。

切ないけど、心の温まる素敵なこのお話、
是非ご一読下さい。


****

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