紫メガネさんの作品一覧

僕はペットで離婚を決めました

総文字数/18,582

恋愛(その他)28ページ

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 ごく普通の会社員。山之内謙(やまのうち・けん)28歳は、2年間交際して同棲していた川田美奈(かわだ・みな)27歳と結婚した。  お互い同棲を経て結婚をしたため、結婚式は行わず入籍だけ済ませた。  結婚を決めた理由は、美奈が20代のうちに子供が産みたいと願ったからだった。    お互い愛し合っている、結婚しても一生楽しくやっていける、子供が出来たらもっと楽しいだろうなぁ…。  謙はそんな思いを抱いて美奈と結婚した。  しかし美奈が突然「犬を飼いたい」と言いだして。  犬好きなのは知っていた事から謙も快く賛成して、入籍と同時に犬も飼う事になった。  犬は可愛いチワワ。  新居はペットOKのマンションで、3LDKの部屋をさがして住むことになった。  可愛いチワワの男の子と、愛している女性・美奈とこれから幸せになるんだと謙は信じていた。  しかし、この犬を飼ったことで謙の結婚生活は信じられないくらい犬に支配される生活になってしまった…。
グリーンピアト物語~醜い妖精とイケメン君~(完結)

総文字数/63,997

ファンタジー88ページ

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 妖精界のプリンセス・ノエリは人間を知る為に、グリーンピアトにやって来た。  しかし来たその日に不運な事故に遭遇し、大怪我をして記憶を無くした。  記憶を無くしたノエリを助けた医師のサクスは、そのままノエリを引き取り養女にした。  家族全員が歓迎して暖かく迎えてくれ、ノエリは次第に笑顔を取りもどしていった。  ノエリが22歳になった時。  突然、朝目が覚めたら顔が醜くなっていた。  それは姉のデルバの仕業だった。  デルバはノエリの美しさに嫉妬して、醜く整形してしまったのだった。  それから10年、ノエリは日の当たらない場所で辛い仕事をしながらデルバにお金を全て奪われていた。  ある日ノエリは働いたお金をこっそりためて、携帯電話を手に入れた。    そして誰でもいいからと、適当に電話を掛けた。  思い付きのまま電話をかけて出た相手は、爽やかな声の男性だった。 「・・・私と結婚して下さい! 」  と、ノエリは言った。 「いいですよ」  即答する男性に驚くノエリだが、なぜかその声に胸がキュンとなった。    数日後。  ノエリは電話の男性と会うことになり、待ち合わせの場所へ向かった。  城下町広場の噴水前。  ノエリはドキドキして待っていた。 「お待たせしました」  と、爽やかな声がして見ると。  そこにはとても綺麗な顔をした、赤い瞳の、まだ若い青年が立っていた。  スラッとした長身でまるでモデルのような青年。  ノエリはまた胸がキュンとなった。 「電話をくれたのは、貴女ですね? 」 「ち、違います。・・・人違いです・・・」  震える声で否定するノエリに、青年はそっと手を取った。 「間違いじゃありません。その綺麗な声、電話の声と同じです」  握られた手から暖かい温もりを感じて、ノエリは何も言えなくなった。 「初めまして、ジックニーです。お会いできて嬉しいです。もう、婚姻届けは書いてきています。あとは貴女の分を書いて下さい」  婚姻届けまで書いてきている?  夢のように信じられないノエリ。  そのままジックニーと婚姻は結ばれ、その日の夜から共に生活が始まった。  異世界のプリンセスは醜い顔のまま、幸せな結婚を手に入れられるのか?    
忍君のセカンドラブ~歳の差30歳以上~

総文字数/35,547

恋愛(ピュア)47ページ

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 世界をまたにかける大手企業宗田ホールディング。  現在の社長は宗田夏樹35歳。  前社長の宗田忍は60歳を過ぎて、会長となり夏樹を支えている。  妻である樹利亜は3年前に病気で亡くなってしまい、それからずっと1人で広い家に住んでいる。    そんな忍がある月の輝く夜に出会った、とっても可愛い女の子と呼ぶくらい幼く見える女性がいた。  名前をフェアディーと言って、遠い外国から遊びに来たと言った。    フェアディーと出会って忍は、胸がキュンとなり久しぶりにときめきを感じた。  フェアディーと会えるのは月に2回か3回。  もっと会いたい…そう願う忍だったが、会った後はファディーと連絡が取れないままでどうすることも出来なかった。  そんなある日。  忍は気持ちが抑えられなくなり、帰ろうとするフェアディーを引き留めてしまった。  気が付いたら朝を迎えていた忍とフェアディー。    朝目を覚ました忍の隣に、フェアディーはいなかった。  それっきり忍はフェアディーに会えないまま時だけが過ぎて行った。      その後。  フェアディーと会う事はに2度となかった。  フェアディーと会えなくなり1年経過した時。  宗田ホールディング自社ビルの前に不思議な贈り物が届いた。  その贈り物を見て忍は… …。  セカンドラブは歳の差30歳以上。  この恋どうなる?
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 宗田ホールディングの息子、結人(ゆいと)は24歳までアメリカ支社に勤務していた。  25歳で日本に戻り将来は社長である父北斗の跡を継ぐため各部署を経験し、27歳で会長引退の話しから社長引継ぎの為、副社長に就任した。  まだ独身の結人を結婚させるためお見合いをさせていたが、なかなか交際にもたどり着かなく北斗も母のトワも困っていた。  そんなある日、社長秘書の望月葉菜とお見合いをした結人は「妥当な人かもしれない」と思った。  葉菜の方から「是非お付き合いして下さい」と言われた事から交際が始まった。  交際が始まり葉菜から姉の紗良(さら)を紹介された結人はその瞬間から、紗良に一目ぼれしてしまった。  紗良に惹かれて結人は追いかけるが、紗良は結人を避けてゆく・・  ある日妹の葉菜から「お姉ちゃんはずっと病気で、人と関わらろうとしないから」と聞かされた結人。  紗良への気持ちは膨らむばかりで、結人は「お前の重い荷物を俺に分けてくれ」と言った。  妹の交際相手。  交際相手の姉。  姉妹の中で揺れ動く愛・・・そして・・・本当に愛する人を護りたい気持ちが重なった奇跡のラブストーリー。
彼の愛した女(ひと)は?

総文字数/39,666

恋愛(ピュア)52ページ

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 心から愛した人を失った悲しみを乗り越えて、新しい恋に踏み出す時、失った人への気持ちはどうするのだろう?  もし、失った人の大切なものを、再び恋をした相手が持っていたとしたらどうなるだろうか?  弁護士の九条静流は7年前に結婚の約束をしていた恋人の北郷零を亡くしてから誰も好きになれなかった。  そんな静流がただ通り過ぎただけの女性、東條柊に一目ぼれした。  静流は柊を待ち伏せして交際を申し込んだ。 「三ヶ月だけ試しに付き合って。それでだめなら諦めるから」  と静流に言われて柊は承諾した。    恋人を亡くして再び恋をする静流。  どこか頑なな柊。  2人の恋の行くへは?        
終着駅は愛する彼の腕の中

総文字数/47,658

恋愛(ピュア)67ページ

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 冤罪・・・  本当は無実なのに罪を着せられてしまった人。  しかし世間ではいくら冤罪だったとしても、一度犯罪者の汚名を着せられた者を普通の目で見てくれる人は少ない・・・。  この物語は宗田ホールディングの息子、羽弥斗が冤罪を着せられてしまった城里ノエリに恋をしてしまったお話し。  何も悪くないのにある日突然「乳児殺害」の犯人にされてしまったノエリ。  逮捕されて一ヶ月後に無罪で釈放されたが、無罪報道は一切行われないままノエリは「乳児殺人」の汚名を着せられたまま過ごしていた。    ある日。  羽弥斗は警察官を退職して鉄道員になり現在は鉄道博物館で勤務している。  そんな時。    新幹線を見て涙ぐんでいるノエリを見かけた羽弥斗は、どこかで見覚えがあると思った。  気になった羽弥斗だが、その日はそれで終わってしまった。    それから数週間後。  結婚しないと決めている羽弥斗は、ガス抜きをするために風俗店にやって来た。  そこで新人の女性エイミに出会った。    エイミを見た羽弥斗は8年前の冤罪事件を思い出し、エイミがその時逮捕された犯人である事に気付いた。 「これからは僕だけのお客になってくれ」  と言って羽弥斗はエイミに希望するだけの金額を渡すと言った。 「だったら・・・10憶用意して。そうしたら・・・あんたの思い通りになってあげる」  と言ったエイミ。  どこか辛そうで悲しそうな目をしているエイミに、羽弥斗は胸がキュンとなった。 「分かった。3日以内に10憶用意する。それまで、他のお客さんとシテはダメだよ」  そう言った羽弥斗。    約束の3日後。  本当に10憶用意した羽弥斗にエイミは・・・  冤罪を着せられたエイミ(のえり)と、新幹線が恋人だった羽弥斗の奇跡を目指す終着駅へのラブストーリーが始まる。    
一樹君の恋人は天使なんです

総文字数/76,544

恋愛(キケン・ダーク・不良)104ページ

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 宗田ホールディングの息子である宗田一樹は、母の影響から弁護士になった。  日本で弁護士になり、25歳で渡米して国際弁護士を目指し29歳で見事合格。  30歳になって日本へ帰ってきた。  日本に帰ってきて駅前に個人事務所を構え、従業員を雇って小規模ながらも頑張っている一樹は、ちょっといかつい俺様タイプ。  クールな切れ長の目に、髪は短髪でスポーツマンタイプで、大学まではずっとバスケをやっていて国体にも出るくらいだった。  がっちりした体つきで、188cmある身長で、まるでモデルのような一樹を見ると、通り行く女性はみんな足を止め振り返る。  しかし一樹はずっと「女はめんどくさい」と言って、誰とも交際をすることがなかった。    そんな一樹が、日本に帰ってきて2年半過ぎた頃。  毎朝ジョギングしていた一樹が、人気のない公園で、大きな木の上からスーッと降りてきた1人の女性に出会った。  雪のような白い肌に、綺麗な金色の髪をショートにした、まだ幼い面影のある女性。  黒いロング丈のワンピースに身を包んだその女性を見た瞬間、一樹は「天使だ」と呟いたくらいだった。  それからしばらくして。    一樹の事務所に1人の男性社員が入社してきた。  末森悠(すえもり・ゆう)25歳。  175cmのスラッとした、可愛い系のイケメンで、アメリカ人と日本人のハーフだという悠は、眼鏡をかけて堅物そうに見えるが、どこか不思議な感じで、周りからもちょっと注目されていた。    一樹は悠に出会って、あの公園で出会った天使のような女性を見たときと同じ感覚を覚えた。  何故か気になってゆく悠に、今までにない感情が込みあがってゆくのを感じた一樹。  無意識のうちに気にかけていた一樹は、ある日ひょんな事から悠のある秘密を知ってしまった。  その事がきっかけで、一樹は気持ちを抑えきれず悠に想いを告げたが、「あんたなんか大嫌い! 」と言われふられてしまった。    だが…その言葉に一樹はどこか違和感を感じた…。    一樹が恋した人は天使か?悪魔か? それとも?  見えない世界が見える一樹と天空界からきた天使の信じられない不思議なラブストーリーが今始まる…。
夏樹と空の恋物語

総文字数/45,573

恋愛(ピュア)56ページ

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 世界を股にかける大手企業宗田ホールディングには、様々な困難を乗り越えて愛を築いてきた歴史があった。  いつもピンチを乗り越えて、幸せを手にしてきた宗田ホールディング。  今回のお話しは、復讐から始まった恋物語。  宗田ホールディング現社長、宗田忍58歳になった忍は双子の男の子と可愛い女の子に恵まれ幸せに暮らしている。  息子の夏樹は現在30歳。  社長の忍を支えて副社長として、宗田ホールディングを支えている。  優しいイケメンの夏樹は、女子社員にかなりモテているが、25歳の時からずっと特定の人を作らず結婚話しにも耳を傾けない。    そんな夏樹はちょっと変わっている。  人に見えないものが見えたり、直感が強くちょっとした過去や未来が見えたりする。  そんな夏樹が、新入社員の藤野山 空(ふじのやま そら)に一目ぼれした。  だが空は何故か夏樹を避けてゆく。  ある日。  夏樹は駅前で空と営業部長の佐久間力也が会っているのを目撃した。  親密そうな2人はホテル街へと消えていった…。  まさか不倫?   胸騒ぎがした夏樹は、2人の関係を止めなくてはと思った。  しかし空は夏樹が近寄ると逃げてしまい、どうすることもできないままだった。  そんな時、力也と待ち合わせのため、駅前の時計台の前にいる空を見て夏樹は声をかけた。  声をかけてきた夏樹に、いつもとは違う態度をとる空。 「私は犯罪者の娘ですから力よらないで下さい…」  冷たく言い放つ空。  しかし夏樹は 「…知っているよ。…藤野山さんのお母さんが、ずっと教えてくれていたから」  と言った。 「ずっと、気になってみていたんだ。藤野山さん…好きだよ…」  突然告白され、空は頭が真っ白になってしまい何も言えなくなった…。    犯罪者の娘と言う空。  全てを見抜いているような夏樹。  そしてある事件のカギを握っている力也。  全ては13年前のある事件から始まっていた!  愛か復讐か? それとも…?        
逆転結婚~ブサイクだって結婚したい~

総文字数/45,871

恋愛(ピュア)60ページ

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   それはある1本の電話から始まった。 「私と結婚して下さい」  と見知らぬ番号からの電話で言われた宗田忍(そうだ しのぶ)27歳。  宗田ホールディングの副社長で、ちょっとシレっとしたイケメン。  驚いた忍だが 「いいですよ、喜んで」  と、あっさり承諾してしまった。 「お名前を教えて下さい」  と忍が尋ねると。 「里田樹利亜(さとだ・じゅりあ)です」    と答えた女性。  名前を聞くと胸が熱くなり、忍は会う日取りまで決めてしまった。   そして。  さっそく会ってみると…  電話の女性、樹利亜は驚くほどのブサイクな女性だった。  二重顎で浮腫んだ顔に腫れぼったい目をして、鼻はだんご鼻で唇もタラコ状態。  唯一体系だけはほっそりしていた。  背が高く男性並みに見える女性。  樹利亜を見て忍は。 「お会いするのを楽しみにしていました」  と言って、記入してきた婚姻届けまで見せた。  樹利亜はあまりにもイケメンな忍に逃げようとしていたが、トントン拍子に入籍まで進んでしまい、引け目を感じていつも殻に閉じこもっていた。  樹利亜は結婚後も仕事を続けているが、毎日朝早く夜が遅い。  お金が必要と言っている樹利亜には、なんだか何か秘密があるようだ。  イケメン副社長の忍とブサイク女の樹利亜が出会って、逆転するラブストーリーがはじまった。
グリーンピアト物語~地底の皇女と地上の皇子~

総文字数/70,654

ファンタジー101ページ

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   王妃ジュリアルの弟である皇子マロンディスは23歳の時、南グリーンピアトに散策に行った時崖から転落して怪我をした。  その時マロンディスを助けたのは、真冬の雪の中、青いノースリーブのミニスカートのワンピースに白いレースのショールを羽織った素足の少女。 綺麗なブロンドのボブヘヤーで透き通る赤い瞳をしていた。  苦痛の中目を覚ましたマロンディスは、見た瞬間にその少女に恋をしてしまった。  しなやかな優しい声で「大丈夫ですか? 」と声をかける少女を見た瞬間、マロンディスは怪我の痛みも忘れてしまうくらい胸がキュンとなった。  痛みを忘れ、マロンディスは薄着の少女に「そんな格好じゃ風邪をひく」と言って、自分が着ていたダウンジャケットを羽織らせた。  そのまま気を失ったマロンディスは、目が覚めたら見た事がない世界にいた。  太陽が随分遠くにあり、とても薄暗いのに暖かい光で灯されている静かな場所。  モダンな建物のお城に少女と少女の母が住んでいた。  少女の名前はシルビア、そして母はミネバと言う。    2人がいる世界は地の底にある地底だった。  死者を弔い魂を鎮魂させる場所でもあると言われた。  酷い怪我は殆ど治りかかっていて、体力が回復するまでの数週間、マロンディスは地底で過ごしていた。     地底で過ごす中、マロンディスはシルビアに恋する気持ちが、抑えきれないくららい膨らんでいた。    元気になってきたマロンディスを、そろそろ地上へ返さなくてはならなくなった日・・・。  シルビアは母ミネバの言いつけで、地底での事をマロンディスの記憶から消すために、眠っている間にこっそりやって来た。  記憶を消そうと、マロンディスに額をつけようとしたとき。  マロンディスが目を覚まして、気づけば唇が重なっていた・・・。    6年後。  マロンディスは地底での記憶を消されて、地上に戻りグリーンピアト城で、次の王位継承者の為、ティミスの下で学に励んでいた。  あれからマロンディスは南グリーピアトの貴族令嬢ディアンナと結婚して、第一皇女パティーナも産まれて幸せに暮らしている    ある日。  パティーナの実の母親と名乗る女性がお城にやって来た。  その女性を見たマロンディスは・・・。           
副社長の初めての相手は誰?

総文字数/69,492

恋愛(ピュア)90ページ

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 宗田ホールディングの副社長の宗田優輝は、10年前にある事故が原因で林田春美と結婚させられ愛のない夫婦生活を送っていた。  春美は優輝にいつもべったりくっつき、社内でも恋人気分でイチャイチャしているが優輝は冷めた目をしている。  1人娘の絢がいるが、春美は絢にも焼きもちを焼くのか、ちょっとしたことで激怒して酷い暴力をふるって怪我をさせる事も多かった。  絢はいつも「転んだの」と言って春美からやられた事を言わない。  ある日。  社長の優の下に国際弁護士の秋田希歩が訪ねてきて「娘を返してください」と言ってきた。  希歩の話によると9年前、アメリカで出産した時産まれて間もない娘が誘拐された。  ずっと探していてたが見つからないままで、目撃者の証言から日本人らしき女性が連れ去ったと言われていて、9年前、春美がアメリカ社に優輝と一緒に来ていた期間と一致していることが判明し、その時、春美が日本に帰る時に赤ちゃんを連れていた事が判った。  その事をきっかけに調査をしたところ、優輝と春美の子供が養女であることが判明し、9年前に誘拐された希歩の子供の血液型と一致した事が明らかになった。  調査結果をもとに希歩は優の下に出向いて来て「1週間待ちます」と言って帰って行った。  その後。  絢は希歩に返す事を決めた優輝が、絢を連れて病院へ来たところ、忍と言う男の子に出会った。  絢は忍を知っていて、忍も絢を知っているようだった。  そして優輝は忍を見て10年前に心から愛した人を思い出した。    優輝を手にするために憎愛する春美。  心から愛した人をずっと大切に想っていた優輝。  愛する人を封印して生きてゆこうと決めた希歩。  それぞれの愛が真実を明らかにして行く。  その真実は信じられない事実が隠されていた… …  
お試しから始まる恋

総文字数/37,701

恋愛(ピュア)52ページ

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 舞台は総有市(そうゆうし)。  どこにでもある都会のような田舎のような、ごく平凡な街並み。  総有高校(そうゆうこうこう)の同窓会で再会した早杉冬子(はやすぎとうこ)と柳田颯(やなぎだ そう)。  颯はずっと冬子に想いを寄せていたが、卒業まで避けられていた為、気持ちを伝えることが出来ないままだった。  同窓会で再会してた冬子は、高校生の時とは違いとってもチャーミングな女性になっていた。  帰り際に冬子に声をかけた颯だったが、冬子は足早に逃げて行った。  あきらめきれずに、颯は冬子が今どうしているのかを他の同級生に聞き、現在は検察局で働いているらしいと情報を掴み冬子を待ち伏せした。  かっちりしたスーツ姿で歩いてくる冬子を見かけ、颯は高鳴る鼓動を押さえながら駆け寄った。 「試しでいいから付き合ってよ」  そう言う颯に冬子は 「試しに付き合ってください」  と言った。  合意した颯と冬子は、その日のうちに一線を越えてしまう。  お試しで付き合う事になった颯と冬子。  颯はマメに冬子に連絡をしているが、冬子からの返事はなかなか返って来ない。  時々電話をしても、いつも敬語で生真面目な話ししかしない冬子。  そんな冬子に颯はますます想いは募り、好きから愛しているという気持ちに変わってゆくのを感じていた。  しかしある日、他の同級生から「早杉冬子はもう死んでいる」という情報を耳にした颯。  そして次々に、颯が仲良くしていた高校生の時の同級生が不可解な死に方をして行く・・・。  不可解な死に方をする前、同級生たちは冬子に会っていたのを目撃されていた。  死んでいると言われる冬子は確かに生きている。  だが高校生の時とは明らかに違う・・・。  いったい何が起こっているのか?     冬子は本当に死んでいるのか?  お試しから始まった恋は、どうなってしまうのか?    
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