誰もが不老不死を手に入れた近未来。人口抑制の見せしめとして子供達は奴隷扱いされていた。 そんな中、free weeksと呼ばれる、唯一奴隷から廃校となった小学校のなかで解放される数週間、わたしは隠し部屋を見つけてしまう。 そこは、子供の奴隷化と、不老不死の政策に反対する、政府の転覆を目論む人々のアジトだった。

私は高校1年生。 どうしよもなく煩わしい日常のくりかえしがずっと続くと思っていた。 防衛省の官僚を名乗る男が家に訪れ、弟と母親は自分たちの元にいるという。警察もおり、半ば強引に連れて行かれそうになって、私は逃げる。 絵の前まで追い詰められたて意識を失うと、気づけば知らない外国でお茶をしている最中だった。 彼女を追ってくる公安の目的は？ 家に伝わる秘密とは？ 彼女は知らない世界で生き抜くことが出来るのか？