―もっと、刺激的な恋を。―

あなたに1度だけ 1度だけでいい。 伝えたいことがあるんだ。 ※これは恋人に対してのものじゃ 　ありません。友達に対してのものです。 　また、手紙のように書くつもりなので 　なにかの物語などではありません。※ * * * * * * * * * * * * * * * 　行き場のない思いの 　捌け口のような 　　ものです。 * * * * * * * * * * * * * * *

あたし達は常に誰かに 愛し愛されてきた。 それを気付かせてくれたのは あなただった。 あたしに愛を教えてくれたのは あなただけだった。 あなたが居るなら幸せな未来なんて いらない。 あなたが側に居てくれるだけで あたしは幸せだったんだ。 達也… あなたがあたしの側に 居なきゃ何も意味がないんだよ。 なのにどうして 居なくなったの？

闇の中には　何もない。 あたしの大嫌いな"同情"も あたしを苦しめる"感情"も あたしが諦めた"光"も。 何もない。 だから、楽なはずなのに。 苦しみから解放されて 幸せなはずなのに。 どうして？ どうして、こんなに苦しくて辛いの？ なんで、こんなにもからっぽなんだろう？ 誰か…… あたしをココから出して。