―もっと、刺激的な恋を。―

謎のイケメン転入生は、私の義理の弟に、 クールで無口な性格の彼、でも、私の前では 少し、感情を見せてくれて、 義理の弟と言っても、家の中での近距離生活。 時々恥ずかしいセリフもサラッと言って・・・ ちょっと過保護な弟君にドキドキしっぱなしの生活。 そんな彼に私は恋をしてしまって＿＿？

「ねぇ、君さ…俺の彼女になってほしいんだけど。」 保健室で出会ったのは、ずっと好きだった、男の子。しかも、突然、彼氏宣言！？ 「俺の女除けになって。」 好きな人の嘘でも、彼女になれる‼その一心で… 「喜んで‼」 と、言ってしまった。 「俺は、女除けのために」 「私は…ノベル科の恋愛小説のために…」 とっさに思い付いた言い訳で、悟られぬように＿＿ このうそこい…一体、どうなるの！？

一番、怖いのは、＿＿ 孤独なんだ、、 でも、君は、その孤独を、 破ってくれた。 私は、そんな君と、一緒にいたいんだ＿＿ 身分チガイの恋だと… しても＿＿

昔から、気が弱いくせに、宇佐美グループのご令嬢だから、一番にならない私なんて、誰も必要としてくれないから、ただ、ただ虚勢をはって、生きてきた。ずっと、周りには、私をほめてくれる人ばかり、周りから見れば、自分でも… 恵まれていると、思う＿＿ でも実際は、違う。 『カワイイお嬢さんがいて、羨ましいですわ。オホホホホ。』 お父様の前では、私は絶対に気に入られるように、周りばかり気にしてる。 だから、貴婦人の方も、ほめてくれる。でも＿＿ 『はぁ、宇佐美社長に気に入られれば、うちの企業もうまくいくでしょう？だから、嘘でもなんでも、お世辞ばかり言っておけばいいのよ。とくにあのご令嬢、子供のくせに周りの目ばかり気にして、正直、気持ちが、悪いけれど、あれをほめると宇佐美社長は、たいそう喜ばれるわ。だから、あなたもよろしくね、オホホホホ、あら、誰もいないわよね？もう、行きましょうか？フフ…』