高校の時、同じクラスで気になっていた 男子がいた。 好きとかそういう類のものじゃなく、 いつも彼が向ける視線の先にいた人に気付き それからずっと気になってしまったのだ。 一度くらい目があってもいいのにな‥‥ なんて後ろの席から感じていた記憶が 突然蘇る。 『よろしくね、田之倉さん。』 一度も向けられなかったあの目が、今 私を真っ直ぐに見つめてる。 私のこと‥‥知ってたんだ‥‥‥。 それよりもこの状況をなんとかして！？ ロマンスあり、笑いあり、涙あり。 大人のラブコメストーリーをお届けします。 2025.3

新名　皐月（にいな　さつき）26歳 アパレル社のマーケティング部を退社し、 凪のもとで居候しながら、自分がやりたい 事を探し続けている。 ✖️ 葉山　凪　（はやま　なぎ）　26歳 静岡市の工房で、若くして家具職人として 生きる。皐月を迎え入れ、隣接するグリーン ショップを任せ共に生活している。 酒向　慧（さこう　けい）34歳 皐月が務めていたマーケティング部の上司。 初めて皐月が心を開き恋をした。 彼の幸せを願い酒向の元を去る。 『‥‥‥ほんと‥変わってるよな。』 「うん‥‥」 『お前みたいなヤツ初めてだ‥‥』 『遣らずの雨』上の続きとなっております。

「私が‥‥私なんかが 　幸せになるなんて‥許されないんです‥」 『何故そう思う？ 　素直に幸せになりたいと思う気持ちまで 　否定して我慢して生きていくのか？』 幸せになりたいなんて‥‥ とうの昔にそんな気持ちは置いてきた。 生きたいとは数えきれないほど願ったが、 いざ生きる事ができたら、それを願ったから まわりの人達を大きく変えてしまった 戻れるならあの日に戻りたい‥‥。 そしてこの気持ちを知る前に戻りたい‥‥。 誰にも言えない秘密を抱えたまま生きてきた 新名　皐月　（にいな　さつき）　25歳 ✖️ 敏腕な主戦力となる マーケティング部の新しい主任 酒向　慧　　（さこう　けい）　33歳 「もう私の事は忘れてください‥‥」 『悪い‥‥それは出来ない‥‥』 2025.2.14 上巻　完結 2.24 下巻スタート

住み込みで家政婦と 瀬木のアシスタントを勤める 立花　日和 ✖️ 日和の雇い主でもある作家の 尾田　隼人 （瀬木　遙） 日和の兄で大学の助教授 立花　櫂 ✖️ 街で拾った謎の女 ヒカリ 出版社で働く営業主任 和木　孝文 ✖️ 同じく出版社で働く校正編集担当 高城　あかね 本編『恋愛日和』の3組がおりひろげる オムニバスショートストーリーと なっています。

思い続けていれば いつの日か必ず巡り会える たとえ君に何があろうとも ずっと待っていられるから 「私‥‥本が大好きなんです‥‥」 今も忘れないよ。 君と初めて会ったあの日を。 会いたい‥‥ 一目でいいからもう一度‥‥ 11.17 恋愛日和　omnibus story スタート