叶さんのレビュー一覧
楽しくて勢いのある作品なので頁数のわりに一気に読むのも苦ではありませんでした。コミック調でベタな展開が好きならオススメの作品です。 登場人物の名前が音亜/美亜、道重さん/重利さんなど似ているという点で、文字だけ追っているとちょっと紛らわしくてその点だけ気になりました。名前ではなく『おじさま』などの表記でも混乱は回避出来るかもしれません。今後のご参考までに。
邪念のない静かな気持ちで読みたい作品です。音楽を軸にした感性や知性溢れる作品ですのでじっくりと集中して読めるほうが好ましいのです。 作品のジャンルやキーワードは読者がどの作品を読むか、好みにあうかを事前に探る部分ですので、実際の作風や作品の主軸に見合うものを選ぶことをおすすめいたします。 ※字数制限を越えてしまいましたのでレビューの続きは感想ノートにて
王道コミック展開は読みやすい作品だと思います。『ちゃんと伝わっているか』は読む側の読解力に委ねる部分も多いので一概に言えませんが、私が読んだ上では可もなく不可もなくな作品でした。多分すべてにおいてじゅうぶんに程よいのだと思います。なのでわざわざレビュー依頼を必要とする作品ではないようにも思えました。ただ「別作品の続編ですが、これだけで読めるように書きました」とおっしゃるなら『去年のようなことがないように、あんな変なすれ違いが二度と起らないように』は前作を知らない読者を無視した文です。内容はわかりますが過信は禁物。
他のサバイバーたちが何を抱えていたか、王とははたしてどんな存在だったのか、ツールたちは、などなど。全体的に謎の多い作品でもありますが、それは何でもかんでも解明してすっきりできるばかりが物語でもないので作品の持ち味の一つであると思います。 ただ、登場するサバイバーには偏りがありますね。時代や国を越えて登場するわりにサバイバーは少なく、かつ年代や地域のご近所感、といったものを感じます。 気にしなければ読みやすいお手頃サイズの作品です。 ※長くなったので続きは感想ノートにて
序盤の評価なら☆二つないし三つです、第一章を読み終えるまでに心が折れて読むのを断念しようかと思いました。にも関わらず最終評価は☆五つ、非常に魅力的な作品でした。素直な感想です。作者さまが気にかけていた『キャラ立ちが出来ているか』『伏線の張り方』『ストーリー展開』これらは申し分ありません。後半になるほど膨らみ生きてくる素敵な作りだと思います。個性的かつ多彩でありながら共通してどの登場人物も子供っぽい一面と一途さが見られました。共通していながら別の描き方で書き分ける表現の幅、年齢や性別生い立ちや境遇などのカラー、そうした豊かな人間性は気持ちいい確かな人格を思わせるものでした。
寂しいお話ですが そのなかに 『大切』が つまっている気がします ひとを信じられなくなるとき 自分を見失うとき ほんとうに自分が望むのは 一体何なのか そんなことを想う作品でした
ピュアな気分になれて とてもしあわせな作品です* 誰かを好きになる気持ちに キュンキュンします こんな1週間があったら 毎日 ドキドキしちゃいますね とっても読みやすくて 朝起きてから 一気に読んでしまいました 今日1日の元気を チャージできました(笑) ありがとうございます 王道の ベタな展開と言われると そうかもしれませんが ピュアでベタな方向に 自然とベクトルが向かう 東吾くんは とってもヒロイン想いで 安心して読めます 癒されます
『ケータイ小説は小説ではない』。そんな評価を真に受けてしまってはもったいないですね。作者さまがたどり着いた答はもっともだと思います。やはり他人の評価より自身で探したものは説得力があります。ケータイ小説に限らずですが、吟味は自分の目でしたいものです。
身近なきのこからよくわからない未知きのこまで、(きのこの)幅が広い作品です。もっとマニアックに加速してくれてもとっても美味しそう(作品的に)。出来たら万里くん視点のモウレツきのこトークなんかが読めたらなお素敵です。
書く側にも受け取る側にも、そこには想いがある手紙。時に周りのひとにまで強く影響する、一つ一つの出来事にハラハラしたり切なくなったり。最後の最後は息をのんで見守りました。大人へとなっていく少女の素敵な物語です。
シンプルだけど、ちょっと気になるタイトルですよね。 内容はどちらかというとティーンズ向けロマンスでしょうか。甘い系です。 章の終わりに逐一『to be continued』と書かれていますが、個人的にはいらないような気がしました。読んでいる流れをわざわざ区切る必要性は見当たらないです。
途中から清々しい気分になりました。まだ初々しかった頃の二人を思い出していく。惰性や甘えで結婚に向かうより、けじめを持ってお互いに納得や満足を作り上げていくことは易しいことではないでしょう。仕事と恋と自分と相手。誠実な人生に元気をわけてもらえました!