和泉りんさんのレビュー一覧
親友と同じ人を好きになってしまった。
忘れたいのに、忘れられない。諦めたいのに、諦められない。
苦しさと切なさを抱えたまま、窓の外の青空に焦がれる。
序盤は遠子の苦しい気持ちにとても共感して、読んでいてとても切なくなりました。
親友の遥が本当にいい子で、遠子が遥を心から大切に思っていることもわかるから、なおさら辛い。
けれど終盤、遠子が自分の気持ちを遥に、そして彼方くんにきちんと伝えようと行動を起こすところ、本当に魅力的でした。
「絵を描くということは、自分の心に深く突き刺さった美しいものを、誰かに伝えるために形にするということだと思う。」
遠子の覚悟がぎゅっと詰まったこの一文が好きです。
たくさんのひとに読んでもらいたい素敵な作品です!
ひょんなことから同僚・トラに拾われ、ルームシェアをすることになったうさ。
トラは優しくてイケメンで仕事のできる営業部のエース。
……と聞くと、ドッキドキの同居生活!? みたいなのを思い浮かべそうですが、二人の間にそういうことはなく。
仲良しうさトラの穏やかで和やかな関係は、読んでいて微笑ましくて、ほっこりすること間違いなしです!
ラストの急展開は「どうなっちゃうの!?」とハラハラして目が離せませんでした(≧∇≦)
うさトラの雰囲気がすごく丁寧に描かれていて、ぐいぐい引き込まれてしまいました。
すごくおすすめの作品です!
ぜひご一読を♪
本当に、ただただ面白かったです。
安定した文章力と、引き込まれるストーリー、そして秀逸すぎるタイトル。
美輝の心情がとても丁寧に、しかもいい具合に感情的に描写されていて、あれよあれよと言う間に感情移入してしまいました。
変わってほしくないものが変わっていく痛み。それを乗り越えた美輝ちゃんの強さ、素敵です。
大事な人を大事にすることって、難しい。けれど考えて、答えを見つけて、大事な人を大事にするために走った美輝ちゃん、かっこ良かったです。終盤の疾走感がたまりません!
切なく、苦しく、そして爽やかな青春小説です。
ぜひご一読を♪
ごく普通の女の子、鞠奈が高校の入学式の日に再会したのは、
幼馴染のガキ大将、龍生。
実はこの龍生、
俺様系ヤンキー男子……と、思いきや……!?
素直になれない龍生と、
いじめられた記憶が強烈すぎて龍生の気持ちになかなか気付かない鞠奈の、
じれったーーーーい関係にニヤニヤ必至です!
最後の最後のシーンは二人が可愛くて可愛くて、「可愛いなぁばかやろう!」と叫んでしまいました(*´ω`*)
ぜひぜひ読んでください!
オンラインRPG“PEERS' STORIES”でテスターとして新撰組の物語「誠狼異聞」をプレイすることになった優歌。
そんな折、同じ病院に入院した白血病の壮悟。
優歌と、壮悟と、沖田
歌うこと、書くこと、戦うこと
それぞれの「命の意味」を求めてあがいた先にあるものとは。
そして、「誠狼異聞」の結末は――?
愚直なまでにまっすぐな新撰組の生き様とそれぞれの最期に、感涙必至です。
死とは何か、「生きること」とは何か。
深く考えさせられる作品でした。
拙いレビューですが、おすすめの作品です!
シリーズものですが単独でも楽しめるので、ぜひご一読を♪
「虫がいてくれれば夫なんていらないわ」
主人公の胡蝶は聡明で愛らしい貴族の姫。
それなのに、毛虫の大群に大喜びするほどの虫ヲタク!
そんな胡蝶に興味をもつのは、とある貴族の御曹司。
モテモテなのに、かなり物好き!
「普通の女には飽き飽きしていたんだ」
徐々に近づいていく二人に、ニヤニヤ必至です!
ぜひご一読を♪
1ページ完結のショートショート集。 登場人物の年齢、性別、ときには種(?)もバラバラ、舞台とする場所や時間も違う。ときには友情を描き、ときには童話、はたまた物語の導入のようなお話も。 それらバラバラの物語のすべてに、どこか宮沢賢治を思わせるノスタルジーが漂います。 個人的には『星を見る人』が一番好きです。 静かなカフェで、お茶が運ばれてくるまでのわずかな時間に、ぜひご一読を。
1ページ完結のショートショート集。
登場人物の年齢、性別、ときには種(?)もバラバラ、舞台とする場所や時間も違う。ときには友情を描き、ときには童話、はたまた物語の導入のようなお話も。
それらバラバラの物語のすべてに、どこか宮沢賢治を思わせるノスタルジーが漂います。
個人的には『星を見る人』が一番好きです。
静かなカフェで、お茶が運ばれてくるまでのわずかな時間に、ぜひご一読を。
毎日図書館に通うのを習慣にしている、女子高生と男子校生。 お互いに名前も知らない、話したこともない。ただ、互いの存在を認識していて、知人ではないけれどただの他人でもない、微妙な距離感を保っている。 その二人の世界を重ねるきっかけとなったのは、一枚の栞。 高校生の二人の日常が丁寧な描写でリアルに描かれていて、なんでもない日常の中の、大切な一瞬に気づける。 すごくおすすめの作品です。 ぜひぜひご一読を♪
毎日図書館に通うのを習慣にしている、女子高生と男子校生。
お互いに名前も知らない、話したこともない。ただ、互いの存在を認識していて、知人ではないけれどただの他人でもない、微妙な距離感を保っている。
その二人の世界を重ねるきっかけとなったのは、一枚の栞。
高校生の二人の日常が丁寧な描写でリアルに描かれていて、なんでもない日常の中の、大切な一瞬に気づける。
すごくおすすめの作品です。
ぜひぜひご一読を♪
まだ弾けないギターのマーティンと一緒に、夜の街へ冒険に出かける少女のお話。
飛び込んだ不思議の国で知ったBのミュージシャンは、きっとすずにとって大切なものになるのだろうな、と思いました。
短いお話ながら、すずの冒険の夜の、その先を思わせる展開になっています。
夜の街の光のように、繊細なのに鋭い描写が素敵な作品です。
ぜひご一読を♪
五十の女が、自分の営むパン屋で働く若い二人を静かに見守る。 その視線の先に、時折映る自分自身の過去。 後悔も諦念もないわけではない。でも、そうした感傷に囚われるでもなく、捨ててしまうでもなく、 寄り添いながら生きる。 苦い過去を振り返りながら、それでも凛として顔を上げる姿が目に浮かびます。 そして、なんとも言えない余韻が残る最後が本当に素敵です。 しとしとと降る雨を窓の内側から眺めているような感傷。それでいてどこか清々しい。 そんな素敵な雰囲気の作品でした。
五十の女が、自分の営むパン屋で働く若い二人を静かに見守る。
その視線の先に、時折映る自分自身の過去。
後悔も諦念もないわけではない。でも、そうした感傷に囚われるでもなく、捨ててしまうでもなく、
寄り添いながら生きる。
苦い過去を振り返りながら、それでも凛として顔を上げる姿が目に浮かびます。
そして、なんとも言えない余韻が残る最後が本当に素敵です。
しとしとと降る雨を窓の内側から眺めているような感傷。それでいてどこか清々しい。
そんな素敵な雰囲気の作品でした。
中学の蒼がどこか自分と似ていて、ついつい重ねて読んでしまいました。 自分もそれなりに辛い小中学時代を送ってきたので、読んでいて涙が止まりませんでした。 でも自分は高校からやり直せたので、今思えばどれだけ恵まれていただろう、と実感しています。 よく見える人ほど生きにくい。 自分の嫌なところ、愚かなところ、そういうものって見ないようにすれば楽なのに、見えてしまうと何より苦しい。 生きていれば人を嫌ったり人に嫌われたり、そうやって辛い思いをすることっていっぱいあるけど、 一番不幸なことってきっと、自分自身を嫌ってしまうことなんだと、 この作品を読んで思いました。 自分の過去のこと、今のこと、これからのことを考えさせられる作品でした。 出会えて本当によかったです。ありがとうございました。
中学の蒼がどこか自分と似ていて、ついつい重ねて読んでしまいました。
自分もそれなりに辛い小中学時代を送ってきたので、読んでいて涙が止まりませんでした。
でも自分は高校からやり直せたので、今思えばどれだけ恵まれていただろう、と実感しています。
よく見える人ほど生きにくい。
自分の嫌なところ、愚かなところ、そういうものって見ないようにすれば楽なのに、見えてしまうと何より苦しい。
生きていれば人を嫌ったり人に嫌われたり、そうやって辛い思いをすることっていっぱいあるけど、
一番不幸なことってきっと、自分自身を嫌ってしまうことなんだと、
この作品を読んで思いました。
自分の過去のこと、今のこと、これからのことを考えさせられる作品でした。
出会えて本当によかったです。ありがとうございました。
惚れました。 あまりに美しくて、どうしようもないくらいに心惹かれてしまいました。 こんなに短いお話で、こんなに感動したのは初めてです。 だから読み終えて真っ先にレビューを!と思ったんですが、他の方々のレビューが完璧すぎてもう言葉が出ません(笑 色の使い方が非常に巧みで、表現が本当に綺麗。 「淡い」というか、「色鮮やかで、それでいてどこまでも透明」というか。そんな印象を持ちました。 本当に感動しました。これが文才か、と。 拙いレビューでごめんなさい。 素敵な作品をありがとうございました。
惚れました。
あまりに美しくて、どうしようもないくらいに心惹かれてしまいました。
こんなに短いお話で、こんなに感動したのは初めてです。
だから読み終えて真っ先にレビューを!と思ったんですが、他の方々のレビューが完璧すぎてもう言葉が出ません(笑
色の使い方が非常に巧みで、表現が本当に綺麗。
「淡い」というか、「色鮮やかで、それでいてどこまでも透明」というか。そんな印象を持ちました。
本当に感動しました。これが文才か、と。
拙いレビューでごめんなさい。
素敵な作品をありがとうございました。
少しずつ近づいていく二人に、ドキドキしながら読ませていただきました。
二人がお互いの気持ちに気付いて遠ざけ合ってしまうところでは、どうなってしまうのか気が気でなくて、一時間に一回のペースで更新を確認してました(笑
おとなしい彩香ちゃんが最後に自分から先生を呼び出したシーンでは、飛び上がりそうなくらい嬉しくなりました!普段は口下手でも、伝えるべきところはきっちり伝える彩香ちゃんがかっこいいと思いました。
最後の公園での先生はひたすらキュンキュンで、悶え死にしそうでした(笑
先生がかっこよくて可愛くて!
彩香ちゃんも先生も大好きです!
ふんわり優しい雰囲気の、素敵な作品をありがとうございました!