―もっと、刺激的な恋を。―

あれから　３年が過ぎた 私はもう、中学校②ねんせいになる。 「直美～！」 「あ　なみね！」 この子は「水野　ナミネ」　幼稚園のときからの幼なじみ 「直美しってる？」 「何が？」 「何がって　九条君が帰ってくるって」 「え・・・・・」 実は中学①のころ、棗は家族の事情により フランスに留学したから　あの棗が帰ってくる　嬉しいはずなのに なぜか　会いたくないって私は思ってしまった。 なぜなら、私は手紙であいつの本当の正体をしったからだ。

私の名前は「神楽坂　直美（かぐらざかなおみ）」 私の初恋は小学5年生におきた。 私には、幼なじみがいたその子の名前は「九条　棗（くじょうなつめ）」 私と棗が出会ったのは5歳ぐらいの時だった 私と棗はすごく仲がよかった、家がお隣さんで私たちのお母さんも仲がよく公園やお買い物などいつも棗と長い長い時間をすごした。 それから、5年がたった。 　今でも棗とはずっと仲良しだ、まるで光みたいに だけど、その光が消えていくことを私は思いもしなかった。 　　　～つづく～