プロフィール
稲葉禎和
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作品一覧
総文字数/161,575
ミステリー・サスペンス210ページ
総文字数/234,702
ミステリー・サスペンス368ページ
公開リスト一覧
公開されているリストはありません。
レビュー一覧
2009/06/13 05:17
ネタバレ
出会いへの感謝を
こんなにも文章を、文字を深く愛し、想いの丈が注がれた作品に出会えて幸福であった。
文章を書こうと志す者ならば、誰もが同じように自らの想いの丈を注いではいるが、それをきちんと表せる者は、そうは居ない。
様々な感情が、この作品から呼び醒まされ、小説の世界で自分も息づく。
一つの文章から、一つの言葉から、登場人物達の笑い声が、嗚咽が、喜びの鼓動が聞こえて来る。
頬を伝わる涙が雫となって落ちる音すらも。
読み終えれば、誰もがきっと、
ありがとう
と言えるだろう。
心の動き、花びらの揺らぎ、街の喧騒、そして、何でもない会話。
全てに命がある。
同じく文章を書く者である私に、書く事の素晴らしさ、勇気を与えて貰えた事にただ感謝するばかりである。
どうか、あなたもこの素晴らしい出会いに導かれますように……
2009/03/16 17:40
ネタバレ
なにげに……
ケータイ小説の王道的ラブストーリー。
登場人物の設定、展開、テーマ。
いずれも、野いちごに溢れてる物語。
読んで行くうちに、ラストはこうなるだろうなあ、と読めてしまうのだが、一旦読み始めると止まらなくなる程の面白さ。
情景描写、人物の感情表現、台詞回し。
どれを取っても秀逸です。
特に、これから何かを書きたいと思われる方には、これ程適切な教科書はないでしょう。
ヒロイン葉月の心の揺れ動き、まだ成長仕切れない不安定な十代の心を、リアルにそして見事に表現しています。
同世代の読者なら、間違い無く200%満足する事でしょう。
何故なら、お父さん世代の小生が共感出来る位ですから。
作中、なにげに俊玉の台詞が隠れてます。
それを皆さん御自身で見つけて下さい。
お奨めです!!
2008/07/30 23:00
ひょっとしたら……
僕達はリアルタイムで新しいタイプの作家と出会っているのかも知れない。
語りべを物語のセンターに置く……
特に真新しい手法では無いが、それをあたかも作者本人のオリジナルのように読ませてしまうのは、作者の感性の素晴らしさから来るものであろう。
かなり深刻なテーマをさらりとコメディタッチに仕上げたセンスは、支持する読者数の多さからも充分に伺える。
さすが、大賞候補Aランク作品である。
つくづく、小説は文章の上手さやテクニックだけではなく、センスが一番であるという事と、オリジナリティの大切さを感じさせてくれる作品だ。
小説を書きたいと思っている全ての人々よ、この作品を先ずは読むべし!
僕達はリアルタイムで新しいタイプの作家と出会っているのかも知れない。
語りべを物語のセンターに置く……
特に真新しい手法では無いが、それをあたかも作者本人のオリジナルのように読ませてしまうのは、作者の感性の素晴らしさから来るものであろう。
かなり深刻なテーマをさらりとコメディタッチに仕上げたセンスは、支持する読者数の多さからも充分に伺える。
さすが、大賞候補Aランク作品である。
つくづく、小説は文章の上手さやテクニックだけではなく、センスが一番であるという事と、オリジナリティの大切さを感じさせてくれる作品だ。
小説を書きたいと思っている全ての人々よ、この作品を先ずは読むべし!
2008/07/12 19:02
ネタバレ
何ものにも囚われず……
障害を抱え、俯きながら人生を歩く者……
障害者である事に何ら希望を失わず、人生を力強く歩む者……
ひたむきな、そして何処迄も澄み切った世界が此処に描かれている。
作者は多分一つのメッセージを伝えんが為に、こういった設定で物語を紡いだのかも知れないが、作者自身が意図したもの以上に、読者に様々なメッセージを与えてくれる作品となっている。
技巧的なもの、表現力の有無といったものとは別次元で魅力的な作品である。
多くのファンが既に読んでいる事をみれば、それが一目瞭然だ。
何度でも読み返したくなる一作。
2008/04/27 09:00
秀逸なる短編…
一字一句、全てが無駄の無い描写。
読み手の想像を何処迄も膨らませてくれる作品です。
ふと、立ち寄ったカフェが最高の生き抜きの場になる……
そんな感じを与えてくれる素敵な短編に、あなたも触れてみては如何ですか?
たった10頁なのに、下手な長編よりも心に何かを残してくれる筈です。
是非、御一読を!
一字一句、全てが無駄の無い描写。
読み手の想像を何処迄も膨らませてくれる作品です。
ふと、立ち寄ったカフェが最高の生き抜きの場になる……
そんな感じを与えてくれる素敵な短編に、あなたも触れてみては如何ですか?
たった10頁なのに、下手な長編よりも心に何かを残してくれる筈です。
是非、御一読を!
好きな作家
- 山本周五郎
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