―もっと、刺激的な恋を。―

〜１年前〜 授業中… 教室の中は、じめじめしていて…窓の外は、雨がパラパラと… 「はぁ…」 思わずため息を１つ つい…昨日の事を思い出す。 あんなに好きだった彼氏と別れた… 悲しくて悲しくて 涙が止まらなかった １人でいるときは いつも 貴方とすごした時を ついつい思い出してしまう… その度 辛くなっていつの間にか泣いている。 私のどこがダメだったのかな？ また、貴方と同じ時をすごしたい。 私、高橋凛花 貴方を想っています。

〜プロローグ〜 あのときの約束は… いつになったら 果たせられますか？ 会えないあなたとの約束は… いつになったら叶いますか？ この声が 枯れるくらい 「好き」 って言っても… 届くことはないのに… もしも あのとき 少しでも私に勇気があれば 後悔しなかったはず…