プロフィール

すかきん
【会員番号】2547
◆作品一覧◆

【愛染堂市】
難しい事を抜きにして『娯楽』と思って読んでもらえると嬉しいです。
※不定期更新中

【夏恵】
初めて書いた恋愛小説です。
※完結

【詩作家スカキン】
詩集です。
※取っ付き易いです

【小さな部屋、僕は電気椅子のイニシアティブ】
足跡帳代わりにどうぞ

作品一覧

【詩作家 スカキン】

総文字数/14,495

詩・短歌・俳句・川柳74ページ

表紙を見る
愛染堂市

総文字数/131,917

ミステリー・サスペンス229ページ

表紙を見る
小さな部屋、僕は電気椅子のイニシアティブ

総文字数/2,070

実用・エッセイ47ページ

表紙を見る
言うなれば生殖と言う名のプロトコル

総文字数/4,919

恋愛(その他)26ページ

表紙を見る
夏恵

総文字数/80,468

恋愛(その他)201ページ

表紙を見る

公開リスト一覧

公開されているリストはありません。

レビュー一覧

★★★★★
2008/05/11 13:18
勉強させていただきました

『完読ですね、レビューで感想を教えて下さい』・・なんてテロップが流れなくても、ええ勿論レビューは書かせていただきます。 ・・・参りました。 まず、この方の作品は常に描写が丁寧です。 細かな行動や仕草の描写で、個々の心情をわざとらしくならない形で表現する。 そして何よりも流石だなと思わせるのは、読み手に努力を必要としない所。 読み手は素直に著者の綴る文字を読み進めていけば良いだけ。 下手に考えたり、難しく読み取ろうと試みる必要は無く、文字を追って行くだけで風景や人物がスルスルと入ってくる。 ストーリーは実際に読んでもらって感じてもらうとして、二度目に読み返す時には丁寧な読みやすい文章を気にしてみてほしい。 是非お読み下さいませ。

続きを見る
★★★★★
2008/05/06 00:51
バリア解除

冒頭を読むと「重いのかな?」と思ってしまうけど、むしろ軽快で爽やかだった。 情景描写を丁寧に書いていて、そこに交える登場人物の心情表現も上手に相まってスルリと物語に入っていける。 作品を読み終わって、恋愛の形の一つとして、愛情を受け入れると言う事は、事の大小こそあれ自ずと垣根を取り払う事が必要なのだなと感じました。 トラウマを抱えた女子大生の恋の話だけど、トラウマがあっても無くても、女子大生じゃなくても広く共感出来る作品だと思います。 是非ともお読み下さいませ。

続きを見る
★★★★
2007/09/19 02:51
淫靡≠純粋?

どれ程までに『愛しているのか』『求めているのか』を相手に伝えたのならば、それは間違いなく『あいのうた』なのであると思う。 今作が『よるのうた』である事は、正にその部分にある。 けしてR18とするカテゴリにおいての『夜』と言う意味では無い。 時に直接的に、時に情感的に綴られる唄は卑猥な妄想の果てに生まれるモノでは無く、愛するが故に苦しむ叫びに近い。 そして何故か思春期の頃に想うようなプラトニックな愛の形を連想する。 真っ直ぐな気持ちの詰まった、屈折した作品を詠んで、届かぬ想いの彷徨う真っ暗な『よるのうた』を聞いていただきたい。

続きを見る
★★★★★
2007/09/15 05:45
絶妙かつ不可思議な心理描写

例えば 感情の起伏を表現するとすれば、喜びは喜びとして『如何に喜んでいるのか』を表現すれば、大抵の場合は事足りる筈。 もしも 感情を上手くコントロール、又は自分の感情を理解する事に不自由を覚える人間の、心理描写を表現するとすれば? それを絶妙かつ不可思議な心理描写で書き上げた本作品!! 主人公は感情を分解して考察しないと理解出来ない『当然』から少し外れてしまった不器用な女性。 そんな彼女が一人の男性との出会いで、感じた事の無い『心の動き』に戸惑いつつも受け入れようと無意識に努力する。 テーマ性が、ある意味異質であり、当然のように重くなりがちなストーリーだが、主人公の『理解し難いが為』の客観的な視線の為か、悲観的になる事なく読み進める事が出来る。 是非とも 最後に訪れる『ささやかな希望』に心震わせていただきたい。

続きを見る
★★★★★
2007/09/07 13:02
描写のお手本

一見して無感情に感じてしまう程の淡々とした繊細な心理描写。 だからこそ読み手は『主人公の心理』に迫れる。 矛盾した事を書いているようだけど、読んでみればわかる筈。 繊細で詳しく書き込まれた状況描写も、手に取るように伝わる、だけど詳し過ぎると思える程の無駄な部分が無い。 そして冒頭でも述べたように、無感情に思える程淡々とした心理描写が読み手に『押し付けがましい感情の描写』を与えず、読み手は『言葉』に影響される事なく主人公の心理に迫れる。 静かに伝わってくる主人公の痛すぎる程の悲哀とラストに訪れる開放。 描写とはこう在るべきで、こう書きたいと思える作品。

続きを見る

好きな作家

    登録されていません。
pagetop