日足さんのレビュー一覧
すごく不思議な、少年のまとう空気と妖艶さ。
それでいて、一人でも生きていける強さを持ちながら、本当は絶対的な愛が欲しくて…
キオザの温かい人間性が、『嫉妬』の凍った心を溶かしてしまった瞬間が、何とも言えず胸が高鳴りました。
名前がそっくりというだけで
間違えられてしまった主人公。
小太りな関西弁天使(それも、天使になりたての……)のおかげで絶望的!
このまま生まれ変わるのを待つしかないのか……
と、思われたが……!?
怖くて怖くて、逃げてきた先で、
突然の出会い。
一緒に過ごし、友達になった子供。
けれど、やっと気付いた。
あの子は、そう───。
少し焦って、少し怖くて、でも笑えるところもあって。 とにかく面白くて、後半は“まさかの展開”で、 「やられたあ!」と思いながらも、最後は温かい気持ちにさせてくれる作品でした!
少し焦って、少し怖くて、でも笑えるところもあって。
とにかく面白くて、後半は“まさかの展開”で、
「やられたあ!」と思いながらも、最後は温かい気持ちにさせてくれる作品でした!
片思いしている相手からの願い出は、
『彼女とのキスのための練習』
そんなのって哀しすぎる! ……と主人公も思っているが、好きな人の為だから余計に断れない。
でも、心の奥で幸せを感じる自分も見えていて……。
恥ずかしい、幸せ、良くないこと、でも彼の為……と、翻弄されている主人公の心理描写がリアルで、とても入り込めました★
金髪、エメラルドの瞳……。
偶然の出会いは夢のようでありながら、しかし確実に存在している。
いつの時代も強い男に人間は惹かれるものだが、彼は彼女を助けた後、去ってしまう。
切なくもあり、強さや優しさを感じる、カッコいい作品でした☆
1914ページに渡る超大作が、ここに完結した。
上編から読み進めてきた物にとっては、成長期の我が子を見つめる温かい気持ちであったり、
善き友たちを応援する気持ちであったり、
心の闇に戸惑いを感じながらも、出口を一緒に模索したり……
様々な想いを巡らしながら、一緒に戦ってきたかのような気持ちになる。
現代が舞台でありながら、青春という言葉だけでは終わらない快作でした!
ただの甘々小説、とは言わない!
まず、ストーリーや展開がしっかりしています。
甘いけれど、銀河の過去というちょっとビターなところや、流星に奪われそうになる刺激的な甘酸っぱさも加わっていて、
だからこそ最後は極上の甘い愛を味わえた……
とても満足できた作品でした!
なんと愛に溢れた作品でしょうか。
主人公の苦悩、家族の崩壊、一人の男との出逢い…
主人公の心の変化が上手く描写されており、とても引き込まれました!
なんとリアルに心情を描いていることか。
「私はすごく辛かった、でも大切なことが分かった」
という簡単な文章ではなく、由紀子さんの、思春期という難しい心情を細かに映し出している。
アリィの存在の大きさも。
絶望へ向かう姿、崖っ淵から這い上がる姿、ドン底まで落ちてもなお、希望を掴む姿…。
大切な思春期を忘れてしまった私には、それらがとても懐かしくて、ぐっと引き込まれました。
私は、この作品が大好きです!
いきなり来て、勝手にレビューしてすみません;;
これからも応援させてください(^^)/
小説に描かれている『文章』を読むのではなく この小説のページ自体が『映像』のように構成されており、 感覚的に入り込んで行ける作品です!
小説に描かれている『文章』を読むのではなく
この小説のページ自体が『映像』のように構成されており、
感覚的に入り込んで行ける作品です!
本でも現実でも、女の子なら『永遠の恋』を求めてしまうもの…
しかし、読み進めていくうちに
「あれ…憎めない」
と思っている自分がいました。
最終的には。
強いカオリちゃんと、憎めない魅力を持つ平ちゃん…2人がくっついてくれて、すっごく幸せな気分になれました!
王子さまは必ず姫を探し出すことができる。
どこにいたって、何をしてたって、必ず。
きっと、あの学園祭で偶然の出会いは
『偶然』なんかじゃなくて
運命の出会いだったのかもしれない…。
……………………
とにかく、最後の最後まで胸がキュンキュンしてしまうストーリー!
さらさら読めて、でも中身は充分、完読後はさらに感動がいっぱいの作品!
最高でした!!
打ち上がり、燃え上がり、そして、燃え尽きる…
そんな花火のような、一瞬の儚くも美しい恋の景色が、とても表現豊かに描かれている。
甘くもあり、切なくもあり、また苦味も混じったような、本物の恋模様。
一途に応援し続ける姿に
純粋でまがいのない気持ちを感じた。
読みやすい文体と、多彩な表現力で、
とても爽やかな青春を感じさせていただきました!
恋した相手が双子の兄……。
兄弟、というだけで禁断なイメージが湧くと思われますが、
こういう形もアリかなと、思わせられた作品でした!
独特な表現方法の中に
とにかくコメディがぎゅっと詰まっていて。
出る人出る人の個性がはっきりしていて。
それでいて、ただ面白いだけで終わらず、話の展開も見逃せない!
だから面白い!