―もっと、刺激的な恋を。―

大きすぎる想いだからこそ、とても小さなきっかけで揺れてしまう。

好きだから、大好きだから。

だから―――……


そんな彼の想いが彼女に届く時、彼女の長すぎた秋雨が上がる。


【忘れられない恋】

２人が同じように抱いていたその想いの先は、きっと晴れ渡ってるはず。

「恋愛なんて、自分の心と身体の適度なバランスをとる為のメンテナンス」

物語冒頭に語られる彼の恋愛スタイル。


でも……

そんな彼が初めて堕ちてしまった恋は、痛いほどに切なく……そして綺麗なモノだった。


【忘れられない恋】

２人の未来が重なる事を願わずにはいられないほどの想いがここにあります。

一見器用に見えて、ひどく不器用な強い想いが。

是非、読んで見て下さい。

優しすぎる彼の、心の中。

その想いが見えた時、別れが、悲しいだけのものじゃなくなります。

切なすぎる想いは……２人の胸に、宝物としてキラキラしてるハズ。


【忘れられない恋】

もしも……

もしも、また会えたら、その時は―――……

きっとそうであって欲しい。
そう願ってしまう切ない恋のお話です。

初めてのデートに
繋がれた手。

気付いたのは、ドキドキする恋する気持ち。


やきもち妬きな自分に
臆病な心。

気付いたのは、キレイなだけじゃない恋する気持ち…
　

胸がドキドキするうれしさも

胸がズキズキする苦しさも

大きく育った「好き」の証拠。


優しい神崎くんにゆっくりと引かれる繋がれた手のように

ゆっくりと動き出した円香の恋。



不器用で自信のない円香がゆっくりと恋していく様子は、いつかの初恋を思い出させます。

甘酸っぱい恋の行方を、友達の気分になって見守ってあげてください。