―もっと、刺激的な恋を。―

とにかく全員が善人なうえ、ヒロイン、ルネリアは周囲の人を幸せにするような子。陽だまりのような子です。
また、このお話は全員が主人公的なところがあります。皆が葛藤を抱えているなかヒロインの言葉や行動でふっきるというか。表現が難しいのですがそんな感じです。
ほのぼのするお話ですね。
目次の長さに驚く方もいるかもですが、1ページにつき1章です。

前作とは少し雰囲気が変わり、これでもか！というくらいの障害にぶつかる凛と春。
それでも凛は真摯に春への想いと向き合って2人にとってベストな選択をします。

ある意味でこのお話は凛の心の成長物語でもあるかなと感じました。
当初は春目線はないのかなとも思ったのですが、いらないですね。
番外編も良かったです。

橋本編読んでから、前作本編の該当箇所を読んでニマニマしました。
おすすめします。

タイトルをみて読みましたが、面白い。
ヒロインを囲い込もうとヒーローである皇太子アルフレッドとその妹ミカエラ皇女（実はヒロインの前世の妹）が奮闘する話。
ユーリは生活力がある女性。前世の経験を使ってちゃんと仕事もしつつ休息の時間も大切にする。そんなユーリにアルフレッドことフレッドが惹かれるのも無理ないですね。
最後は溺愛で、ミカも本命と結ばれてハッピーエンド。
良かったです。

ヒロインとの恋愛を通じてヒーローと彼の父親の関係も良くなっていくお話でもあるかなと思います。
ヒーロー父も不器用ですが、城戸さんも残念男。タイミングも悪かったんだと思いますが、不憫でした笑
莉真と暁月の関係はそんなに危ういものではなかったので安心して読みました。
余談ですが、俺様パイロットの天澤キャプテン夫妻と泉さんが登場し、おおっとなりました。どうやら幸せそうで良かったです。

タイトルに惹かれて読みました。
字幕翻訳家と記憶喪失の司書のお話。
私も語学関係の仕事をしているので字幕翻訳の世界は多少知っているのですが、ベリーズでは初めて見た気がします。短編ですがとても美しい物語。
言葉の大切さが良くわかります。初めて読んだ作者様でしたが、とても良かった。
ぜひ一度読んでみてください。ひなたと隼汰がお互いを思う気持ちが切ないです。