2024年10月発売のスターツ出版文庫
この命が尽きるまで君と笑顔でいたいから――。
余命一年 一生分の幸せな恋
イラストレーター:ピスタ
- あらすじ
- 「次の試合に勝ったら俺と付き合ってほしい」と告白をうけた余命わずかの郁(『きみと終わらない夏を永遠に』miNato)、余命を隠し文通を続ける楓香(『君まで1150キロメートル』永良サチ)、幼いころから生きることを諦めている梨乃(『君とともに生きていく』望月くらげ)、幼馴染と最期の約束を叶えたい美織(『余命三か月、「世界から私が消えた後」を紡ぐ』湊 祥)、――余命を抱えた4人の少女が最期の時を迎えるまで。余命わずか、一生に一度の恋に涙する、感動の短編集。
- 著者コメント
- 【miNato】
こんにちは、miNatoです。いつも応援ありがとうございます。今回初のアンソロジーに参加させていただき、久しぶりに物語を書きました。テーマが余命ということで切ないお話にはなるのですが、とても楽しく書かせていただきました。キュンキュンしたり、苦しくなったり、涙したり、いろんな気持ちになりながら読んでいただけると嬉しいです。カバーイラストもとても素敵なので、ぜひ書店でチェックしてみてくださいね。
【永良サチ】
このたび『余命』をテーマにしたアンソロジーに参加させていただくことになりました。私の作品『君まで1150キロメートル』は、遠距離恋愛を描いた物語です。温かくも切ない物語の行方を見届けていただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします!
【望月くらげ】
こんにちは、望月くらげです。このたびは素敵な短編集に参加させていただけてとても嬉しく思います。心臓病で余命を宣告されている女の子と脳腫瘍を患いながらも生きることを諦めない男の子のお話を書きました。ふたりの選択と結末を応援していただけると幸いです。
【湊 祥】
こんにちは、湊祥です。余命がテーマのアンソロジーに私の作品を収録していただけることになり、大変嬉しいです。歌い手を目指す男の子と彼を応援する女の子のお話です。楽しんでいただけたら幸いです。
好きな私でいればいい、君が教えてくれた。
“好きなこと”で繋がる、正反対な二人の青春
“好きなこと”で繋がる、正反対な二人の青春
世界のはじまる音がした
イラストレーター:あろあ
- あらすじ
- 「あたしのために歌って!」周りを気にしてばかりの地味女子・美羽の日常は、自由気ままな孤高女子・楓の一言で一変する。半ば強引に始まったのは、“歌ってみた動画”の投稿。歌が得意な美羽、イラストが得意な楓、二人で動画を作ってバズらせようという。自分とは正反対に意志が強く、自由な楓に最初こそ困惑し、戸惑う美羽だったが、ずっと隠していた“歌が好きな本当の自分”を肯定し、救ってくれたのもそんな彼女だった。しかし、楓にはあるつらい秘密があって…。「今度は私が君を救うから!」美羽は新たな一歩を踏み出す――。
- 著者コメント
- こんにちは、菊川あすかです。『世界のはじまる音がした』は、初の女の子ダブル主人公です。悩みを抱え葛藤しながらも、好きなことを通して互いを想いながら成長していく2人。その先に見える世界を、ぜひ一緒に見届けてくださると嬉しいです。よろしくお願いします。
9回の人生、虐げられてきた私が…
10回目で鬼の花嫁となる運命に!?
10回目で鬼の花嫁となる運命に!?
妹の身代わり生贄花嫁は、10回目の人生で鬼に溺愛される
[原題]死に戻りの生贄花嫁は、10回目の人生で鬼に溺愛される
イラストレーター:八美☆わん
- あらすじ
- 巫女の能力に恵まれず、双子の妹・美恵から虐げられてきた千幸。唯一もつ「回帰」という黄泉(よみ)がえりの能力のせいで、9回も不幸な死を繰り返していた。そして10回目の人生、村きっての巫女である美恵の身代わりに恐ろしい鬼の生贄に選ばれてしまう。しかし現れたのは“あやかしの王”と謳われる美しい鬼のミコトだった。「お前は運命の――たったひとりの俺の花嫁だ」美恵の身代わりに死ぬ運命だったはずなのに、美恵が嫉妬に狂うほどの愛と幸せを千幸はミコトから教えてもらい――。
- 著者コメント
- こんにちは、作者の編乃肌と申します。今回は死に戻りの能力を持った薄幸少女と、『あやかしの王』と呼ばれる鬼の生贄結婚ロマンスです!何度も死を経験した少女・千幸が、どう生き抜いて幸せになるのか……鬼のミコトの溺愛っぷりも見所です。他シリーズよりも少し切なめテイストともなっており、ふたりの結末を見届けてくださると幸いです。意外と新しい……?和風の回帰もの、どうぞよろしくお願い致します!
愛なき政略結婚のはずが、冷酷非道な最強軍人に愛されて…!?
溺愛和風ファンタジー
溺愛和風ファンタジー
初めてお目にかかります旦那様、離縁いたしましょう
[原題]初めてお目にかかります 離縁してください
イラストレーター:さくらもち
- あらすじ
- その赤い瞳から忌み嫌われた少女・彩葉には政略結婚から一年、一度も会っていない夫がいる。冷酷非道と噂の軍人・惣一である。自分が居ても迷惑だから、と身を引くつもりで離縁を決意していた彩葉。しかし、長期の任務から帰還し、ようやく会えた惣一はこの上ない美しさを持つ男で…。「私は離縁する気などない」と惣一は離縁拒否どころか、彩葉に優しく寄り添ってくれる。戸惑う彩葉だったが、実は惣一には愛ゆえに彩葉を遠ざけざる“ある事情”があった。「私はお前を愛している」離婚宣言から始まる和風シンデレラ物語。
- 著者コメント
- 今作は、離縁宣言から始まる温かな愛の物語です。冷酷で片目がえぐられていると噂の軍人・惣一に嫁がされた彩葉。彼女もまた赤い目を持つことから、忌み嫌われていて……。惣一は離縁を拒む一方で彩葉を遠ざけますが、そこには彼の深い愛が隠されています。ふたりの強い絆と揺るぎない愛をお楽しみいただけるとうれしいです。