2016年11月発売のスターツ出版文庫
胸が張り裂けるほど、愛おしい。
夕星の下、僕らは嘘をつく
イラストレーター:ハルカゼ
- あらすじ
- 他人の言葉に色が見え、本当の気持ちがわかってしまう――そんな特殊能力を持つ高2の晴は、両親との不仲、親友と恋人の裏切りなど様々な悲しみを抱え不登校に。冬休みを京都の叔母のもとで過ごすべく単身訪ねる途中、晴はある少年と偶然出会う。だが、彼が発する言葉には不思議と色がなかった。なぜなら彼の体には、訳あって成仏できない死者の霊が憑いていたから。その霊を成仏させようと謎を解き明かす中、あまりにも切ない真実が浮かび上がる…。
- 著者コメント
- 八谷紬と申します、こんにちは。2作目となる今作は、京都が舞台の恋愛小説です。京都といってもらしさは何もなく、何気ない日常の京都です。私の好きな京都です。派手さのない物語ですが、2人の想いを連ねてみました。世に出せたことがとても嬉しいです。よろしければ、主人公たちに触れてやってください。
永遠に心に残る1冊。
天国までの49日間
[原題]天国までの49日間
イラストレーター:げみ
- 原作を読む
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- あらすじ
- 14歳の折原安音は、クラスメイトからのいじめを苦に飛び降り自殺を図る。死んだ直後に目覚めると、そこには天使が現れ、天国に行くか地獄に行くか、49日の間に自分で決めるように言い渡される。幽霊となった安音は、霊感の強い同級生・榊洋人の家に転がり込み、共に過ごすうちに、死んで初めて、自分の本当の想いに気づく。一方で、安音をいじめていたメンバーも次々謎の事故に巻き込まれ――。これはひとりの少女の死から始まる、心震える命の物語。
- 著者コメント
- こんにちは、櫻井千姫です。このたび、”天49”が単行本化、ケータイ小説文庫化を経て、二度目の文庫版として装いも新たに発売されることになりました。作品を通じて、今しんどい思いをしている方に、あるいはかつてしんどい思いを経験された方に、エールを送ることができれば幸いです。どうかじっくりとお楽しみください。