2022年1月発売の単行本(野いちご)

ひとりでも生きていける世界で。
私は、きみと一緒にいたい――。
365日間、あふれるほどの「好き」を教えてくれたのはきみだった
永良サチ /著
イラストレーター:ピスタ
365日間、あふれるほどの「好き」を教えてくれたのはきみだった
発売日:
2022/01/25
定 価:
1,320円(税込)
あらすじ
高校生の美波は、学校でも親の前でもそつなく立ち回る“いい子”。そんな自分に自信を持っていたが、ある日、うまく優しくできずにいた義理の姉・海月を亡くしてしまう。「私は完璧な人間じゃない」――自分に失望し、高校最後の1年間、すべてに対し無気力になった美波。そんな彼女を見つけてすくいあげてくれたのは、学校でひときわ目立つ存在で、生前の海月をよく知る後輩・三鶴だった。過ちから目をそらさず向き合う美波に、三鶴は「俺は美波さんを優しくて素敵な人だと思ってます」と言ってくれて…。ふたりきりの屋上、朝焼けの犬吠埼。彼の隣ですごす時間に、鍵をかけた美波の心は少しずつとかされていき…。自分を好きになれない夜に寄り添う、感動の青春恋愛小説。
著者コメント
こんにちは、永良サチです。この度は皆さんの応援のおかげで『365日間、あふれるほどの「好き」を教えてくれたのはきみだった』を刊行していただくことになりました!この物語は『100日間、あふれるほどの「好き」を教えてくれたきみへ』と繋がりがあり、前作を読んでくださった方はもちろん、単体でもお楽しみいただける物語になっています。青春の甘酸っぱさや大人になることへの葛藤を大切に書いた作品です。どうぞよろしくお願いいたします!
pagetop