2016年11月発売の単行本(野いちご)
あの子の代わりでもいい。君のそばにいたい――。
君の世界からわたしが消えても。
[原題]身代わりの月
イラストレーター:百瀬たろう
- あらすじ
- 双子の姉・美月の恋人・奏汰に片想いする高校生の葉月は、自分の気持ちを押し殺し、ふたりを応援する。しかし、美月と奏汰は事故に遭い、美月は亡くなり、奏汰は昏睡状態に陥った――。その後、奏汰は目覚めるが、美月以外の記憶を失っていて、葉月を“美月”と呼んだ。葉月は、奏汰のために美月のフリをすることを決めたけど――。
- 著者コメント
- こんにちは、羽衣音ミカ(Haine Mika)です。皆様の応援のおかげで、この度『身代わりの月』をタイトルも新たに、縦書きの単行本で書籍化していただけることになりました。たくさんの後悔、苦しみを抱えながらも、それらと向き合い自分の選んだ道を歩んでいく物語です。登場人物たちを最後まで見守っていただけたらうれしいです。