2018年3月発売のケータイ小説文庫:ブルーレーベル
ねぇ。きみのいない世界は、こんなにも苦しいよ…。
夏色の約束。~きみと生きた日々~
- あらすじ
- 菜摘は幼なじみの碧にずっと片想いをしている。思い切って告白するが、断られてしまった。彼は小さい頃から心臓の病気で、将来、菜摘を幸せにする自信がなかったのだ。ショックをうけるがそれでも諦めない菜摘は、碧と両思いに。しかし、病気は碧の心臓を苦しめていき、とうとう倒れてしまって…。ふたりの絆と悲しい結末に涙がとまらない感動作!
- 著者コメント
- こんにちは、逢優です。この作品でありがたいことに、4作目の書籍化となりました。今回の作品では、大切な人がいなくなった世界をどうやって生きていくのか、という所に焦点をあてています。菜摘と碧が交わした夏色の約束。この世界に残された菜摘がどうやって約束を叶えるのか、見届けていただけたら幸いです。
君を好きでいることさえ、許されないの…?
君の消えた青空にも、いつかきっと銀の雨。
イラストレーター:望月夢乃
- あらすじ
- 奏の高校には「雨の日に相合傘で校門を通ったふたりは結ばれる」というジンクスがある。クラスメイトの凱斗にずっと片想いしていた奏は、凱斗に相合傘に誘われることを夢見ていた。だけど、ある女生徒の自殺の後、凱斗から「お前とは付き合えない」と告げられてしまう。傷つく奏だけど、凱斗は辛すぎる秘密を抱えていて…?おたがい想い合っているのに結ばれない、切ない恋に大号泣!!
- 著者コメント
- こんにちは、岩長咲耶です。この作品は、とつぜん大きな悲劇にみまわれてしまった凱斗と奏が、苦しみながらも一途にお互いを想い続ける切ない恋物語です。尽きぬほど流した涙の果てに、やっと答えを見つけることが叶ったふたりが迎えるラストシーンを、皆さまどうか見届けてください。