私は、膝の抜き糸するためにまた入院した 『ーー……さん? ーーー………桜田さん?』 ……ん、んん… あ、朝かぁ 「あ、はい… おはようございます」 『おはよう、桜田さん はい!これ朝食ね』 看護婦さんは朝食を置いて出ていった ………お腹すいてない… 私はあの日から感情を表に出さなくなった お母さんや隼人先生が心配してるけど、 そんなの気にしない… 私なんかよりみんなのほうが 苦しいはずだもん 苦しくさせてるのは、私… だから、これでいいんだ