「幸大は?」



「俺は…
親父に殺された…」



あたしは言葉に詰まった



殺された……


しかもお父さんに…



こんなに悲しいことはないよ…



「んな悲しい顔すんなよ!!試験に合格すればまた生きられる★
こいつらのほうが可愛そうぢあね?」



赤ちゃん二人をみなが話す幸大はまるでお父さんみたいだった




「この子たちはなんで死んだの?」


「こいつらは流産して死んだって
多分天使から話聞くと思うあと―…」



「ん?」



「こいつらの名前を決めていいと…」



赤ちゃん2人の名前…



「男の子と女の子?」


「おぅ★俺が考えたのは女の子が空で男の子が風斗」



空と…


風斗…



「可愛いじゃん♪ぢゃあ決定」



「おぅ♪」