やっとついた階段
誰もいなくて一安心



「ねぇ幸大…」



來華の目に涙が溜まっていた…



今日の俺はいつもと違う



ギュッと抱きしめた



そして耳元で囁いた



「來華が好きだ…」



すると來華が顔をあげた



「本当に…?」



「おぅ俺が好きなのは來華」



「あた……あたしも…幸大が………大好き」


今にも消えそうな声を俺は聞いた



そして來華を強く抱きしめた