「香澄さん…ここから音楽室ってどうやって行けばいいですか??なんか迷っちゃって…」
わたしがそう聞くと香澄さんは丁寧に教えてくれた。
「そうだ。真央、どっち行ったか知らない??」
「ま…お…??」
「あ、さっきここ走ってった男子なんだけど…」
まおくん…
あの人、わたしと同じ名前…
「あいつ、またイタズラなんかして…とっちめてやろうと思ったら逃げられた。ったく…」
香澄さんから聞いたところによると、さっきの人は香澄さんと同じクラスの国松真央(くにまつまお)くん。
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