「あの…真央くん!!どうやったらあんなにきれいに泳げるんですか!!」

「えっ???」

「あ…いや、わたし水泳ってすごく苦手で…なにか教えてもらえたらいいなぁーって…」

「うんうん、なるほどね…」


真央くんは考え込むようにあごに手をあてた。


水から上がった後の真央くんは普段とはまた違った印象で、わたしはドキドキしっぱなしだった。