いつも明るかった輝の顔は明るさを無くしていった。

そんな輝が気になっていたが、その頃は少年犯罪やら何やらでとても忙しい時期で、輝と話す時間が俺には無かった。

…だがそれは単なる俺の言い訳でしかねぇ。

あの頃の俺は何か大切な物を見落としていた…。

…その事に気が付いた時にはもうすでに手遅れだった。