龍ちゃんとの出会いは保育園だった。

俺は保育園に入りたての時、お漏らしをしてしまった。

その事で俺は次の日から同級生達に、からかわれる日々をおくっていた…。

ある日、そんな俺を助けてくれたのが龍ちゃんだった。

俺はその時思った

【この人について行こう】

と。

その次の日から俺は龍ちゃんにくっついて行動した。

そんな俺を龍ちゃんはウザがらずに傍においてくれていた。

そんな龍ちゃんの優しさが俺は今でも大好きだ。



龍ちゃんが小学校にあがって、俺は保育園に行くのが一気につまらなくなった。

そして早く小学校に行きたくてたまらなくなった。

俺が小学校にあがった頃には、龍ちゃんは小学校内で問題児になっていた。

俺は小学校でも龍ちゃんにくっついていた。

当然、俺の事を馬鹿にする奴や陰口を言う奴がいた。
でも、そんな奴達を龍ちゃんは容赦なくやっつけてくれていた。