「お前達、停学中なんだからよ、家で寝てたら良いんじゃねぇか?」

マスターがもっともな事を言ってきた。

「家で寝てたってつまんねぇじゃん。なぁ?」

と問いかけるように龍崎に言うと、龍崎は窓の外の景色を見ながら「あぁ。」と少し寂しそうに答えた。



−お前の辛さがわかんなくて…俺の言葉でお前の心締め付ける事も…あったのかもな。それなのに俺って奴はよ……本当に悪かったよ−