「だから、ロケット花火ごときに盛り上がってる奴に、わかるわけねぇって言ったんだよ!」

「ざけんな!ロケット花火は花火界代表だろうが!パラシュートとは次元がちげぇんだよ!」

「何が花火界代表だ!そう思ってんのはテメェだけだ!」

「世界中が思ってんだよ!」

「思ってねぇ!」

その時、タマが

「俺もロケット花火が花火界代表だと思ってます。」

と笑顔で言った。

「だよなぁ!タマ!お前はよくわかってんな!」

と龍崎は「よく言った!」と言う顔でタマにそう言った。

「バッカじゃねぇの!」

と言うと龍崎は俺を指差し言った。

「馬鹿はテメェだろ!」

その時、またタマが

「いやっ、でもパラシュートも素晴らしい花火なんで、パラシュートも花火界代表ですかね。」

と微笑みながら言ってきた。