…後もう少ししたら俺にでも話してくれる日がくるかもな。

俺はそんな事を思っていた。



その日、龍崎は朝まで堤防にいた。

…どうも、家に帰りたくねぇ理由があるみてぇだな。

俺はそんな龍崎の傍にいてやる事しか出来なかった。


その日、俺は龍崎に「俺の家に来ないか?」と言った。

そしてその日から龍崎は俺の家で生活する事になった。



誘った事に後悔なんかしてねぇ

だが、お前は俺なんかと住もうと心から納得してたのか…

お前の事だからいつもの様に、俺の事を思って嫌々住むって言ったんじゃねぇかって…そう思うんだ。