その日、俺達は学校の屋上で朝まで馬鹿騒ぎをして過ごした。



朝方になって俺達はそれぞれ家に帰っていった。



竹ノ内の家に帰り、水を飲み台所に向かった。

台所のテーブルにはご馳走が並んでいた。

「何だよオメェ朝帰りか?せっかくよ俺がご馳走作ったってーのによ。」

と言って竹ノ内が起きてきた。

「これ全部竹ノ内が作ったのかよ。」

「あったりめぇだろ。」

と竹ノ内は笑顔で答えた。

「昨日なんかあったの?」

「テメェの誕生日だったろ。」

と竹ノ内が椅子にドカッと座りながら言った。

…俺の誕生日知ってたのかよ。

俺の為に作ってくれたのだと思うと胸が暖かくなった。