「なぁ~」 わたしは、歩いている足をピタリと止め島元くんを見つめた。 「それ以上近づかないで、近づくと噛みつくから」 「おっと凛に似てる」 「似てない」 「似てる」 「黙って」 「似た者同士」 ムカムカしながら保健室に入り中を見渡すと居なかったからカーテンを開けベッドを覗いた。 んっなぁ!? ベッドの上には、上級生らしい女の人がワイシャツのボタンを外し北沢くんの上に馬乗り状態!?