「ここの裏側だよ」


指を指した。



「あの・・・」


わかんね~か、



「腕から血出てるよ」


「あ~」


腕を後ろに隠した。



取りあえず、名前を聞きださね~とな。


頭をクシャっと掴み、声をこけようとした途端



「メイ~どこに居るの?」


誰かが、叫んでいた。